2023年の1月末に起きた,スシローでの「ペロペロ事件」は、世間にかなりの衝撃を与えました。
一時,スシローの時価総額は160億円と下がったと言われました。
また、回転寿司そのものへの信頼が薄れ,他のす回転寿司チェーン店にも人がガラガラになった様子が報告されていました。
レーンを回らなくしたり,アクリル板を設けて客が寿司を手に取れないようにするなど,回転寿司という,,性善説に基づく形態自体を見直さなければならない事態にまで発展しています。
そんなことを引き起こした高校生の少年は,保護者に連れられて店に謝りに行くも,店は厳正に法的措置をとることを言明しています。
当初は,あの動画を撮影したのは父親ではないかというデマが流されましたが,それは明確に否定されました。
父親も母親も、至って真面目で誠実な対応ができる人でした。
本人も,普段は優しい真面目な子。近所の人も、仕事の手伝いをしてくれる良い子,という見方をしています。
冬休みだけ金髪にしていたそうで、普段は黒髪。
どうも気持ちが弾けてしまったようです
自主退学したらしい
そんな彼は、これ以上学校に迷惑をかけられないと、両親と共に学校に行き,自主退学したそうです。
スシローへの損害の大きさと,それにとどまらず「回転寿司」という形態までをも壊しかねない社会的な影響の大きさを考えると,退学になるのではないかと思われていました。
刑事民事両方で対処すると店側が言っている以上、もしかしたら犯罪を犯すということになってしまう可能性もあります。
それが退学にしなかったということで,学校に対する世論も冷ややかです。
しかし、退学にせよ、自主退学にせよ,今後の少年の人生はかなりのハードモードになることが予想されます。
代償はあまりに大きいと言わざるをえません。
次々に現れるバカッターは◯鹿なのか?
ところが、その後,次々とバカッターが現れているのもまた事実。
資さんうどんでの天かすほおばり男
吉野家牛丼での,備え付け紅生姜直食べ男
これらは、オトナによる行為です。犯罪と言っていいことをしています。
過去の動画が掘り返されたものではなく,明らかにスシロー後に行っているのです。
彼らは,スシロー動画で,店が厳しく対処していることを知らないのでしょうか。
それとも、いい年して,自分がどうなるかということよりも,炎上による承認欲求を得るスリルを味わいたいのでしょうか。
どちらにしても◯鹿だと思います。
バカッターが生まれないために必要なこと
そんな彼らに必要なのは,「法的措置を取りました」という言明だけでなく、結果はどうなったのかを知らしめることではないかと言われています。
現在,法的措置を取りましたというだけで,その後どうなったのかは公表されていません。
反省していることを理由に許した事例もあると思われます。
少なくともそう考えてもおかしくないですね。
これが続いているので,謝罪すればOKと思っているバカッターも現れています。
行為の後,すぐに謝罪動画をあげている人もいました。
どうやら、そこまでやることを事前に決めてからの行為のようです。
もちろん許されず,法的措置を取られることになりました。
つまり,「法的措置」というものがなんなのかわからないのか,それとも謝れば許してくれるので大丈夫と思っているかです。
こんな状況下で大事なことは,法的措置だけでなく、その結果を知らしめることも重要。
これにより、違法な行為が行われた場合に対する責任と結果が明確になります。
これをしたら,捕まって◯年の懲役になる、などということがより知られるようになるんです。
その結果、今後同様の行為が行われないようになるんですよね。
また、社会全体が違法な行為に対して厳しい見方を持つようになり、法に従っての良識的な行動が促進されます
6700万円の損害賠償請求
2023年6月9日,スシロー側が少年へ,6700万円の損害賠償を請求というニュースが出ていましたが,夕方には,増額の予定となっています。
おそらく弁護団が争う構えを見せたからかもしれませんね。
いったいどうなっていくのか見ていきたいものですね。