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ザギトワの不調は思春期による変化か。女子アスリートたちの体型維持の困難さ

トルソワ、シェルバコワたち13.4歳のスケーターたちが4回転ルッツを次々と決めて優勝していくことを絶賛しながら、ザギトワの不調が気になります。

どうやら、その背景に思春期による身体変化に対応できないことがあるようです。

彼女たちに起こっていること、そして、体型を維持することがどれほど大変なことかについて調べてみました。

近頃のザギトワの不調とその原因

ザギトワ選手は,現在16歳。思春期まっただなか。

身長,体重,体形に加え,精神的にも大きく変化がおこる時期です。

このことがザギトワの不調の原因だと言われています。

 

4月時点で,平昌オリンピック時から身長が3センチ伸びています。

ザギトワ自身も「カラダが成長して調整に苦労している」と告白しているといいます。

その後,ミラノで行われた世界選手権では,優勝が当然だという状況の中で,フリーで3階転倒して5位に終わるというさんざんな結果に終わりました。

見守っていたロシアのメディア関係者が絶叫し,その後は声も出なくなるほどショックを受けていたといいます。

 

先日行われたロシア選手権では,ショートプログラムでは首位につけたものの,2度の転倒や着地のミスにより,ジュニアたちに抜かれてしまいました。

シェルバコワ トルソワ共に4回転ルッツで1位2位独占。可愛らしい写真も

全体的に動きが非常に固かったことから、スケートが崩れてしまいました。

身体的な変化とともに,精神的な重圧もあったことでしょう。

ザギトワのこれからの課題

いくら女王として君臨したザギトワであっても,同じみちを通らなければなりません。

特に体が軽くなければならないフィギュアスケーターにとって,この身体変化の時期をいかに乗り越えるかが大事な鍵となります。

具体的に言えば,オフシーズンの過ごし方です。

試合のないオフシーズンに油断して体重を増加させてしまったり,グレイシー・ゴールドのように摂食障害をおこしたりして競技から引いている選手もいます。

 

ザギトワは,平昌オリンピックの優勝のお祝いに「アイスクリームを1個だけたべました」と答えています。

金メダルのお祝いがアイスクリーム。

本当に泣けてくる話ですが,ここまで節制しないと,次々に育ってくるソルトワやシェルバコワたちから抜かれてしまいます。

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今後のザギトワに課せられた課題は,いかに思春期による体形変化を乗り越え,アスリート体系を維持し続けるかということになります。

育ち盛りのアスリートに乗って,アイスクリーム1個のような厳しい節制はとても見ていられないほどですが,この体形変化を乗り越えるというのは,どの女子アスリートにも言えることです。

5位のザギトワが欧州選手権出場という精神的重圧

先日のロシア選手権で,5位に終わったザギトワは,同選手権は1月にミンスクで行われる欧州選手権出場を決めました。

ロシア選手権は,欧州選手権代表選考も兼ねていたため,本来なら,出場はできません。

しかし,表彰台を独占したのは,全部ジュニアという異常事態だったため,国際スケート連盟(ISU)の規定により,参加できないのです。

規定では,シーズン開始時の7月1日に15歳となっていないジュニアは参加できないことになっています。

そういうわけで以下のような状況が生まれました。

  • 最強なのに,年齢が足りなくて欧州選手権に参加できないので,しかたなく5位のザギトワが繰り上げ当選した。

いかがでしょうか。

 

仮にもつい1年ほど前は女王だったザギトワです。

そのプライドはズタズタなのではないでしょうか。

 

来年3月にさいたまで行われる世界選手権にも,最強の3人 シェルバコワ,トルソワ,コストルナヤは参加できません

最強の3人が年齢制限で出られないので,自分が出る。

これは,大変な重圧と,プライドとの戦いとなります。

成熟した選手が演技できるよう,年齢制限を引き上げようとする声

こうした状況の中で,年齢制限をむしろ引き上げようと主張している人たちもいます。

主に,コーチや解説者たちです。

「少女たちに成長するチャンスを与える一方、シニアにはふさわしい結果を残せるようにするため、年齢制限を引き上げて16歳とすべきだと思う」

ロシアの名コーチ タラソワ氏の意見です。

フィギュアでは,13,4歳のまだ少女体形で,軽くて柔軟性のある選手の方が優位に立ちやすいという実態があります。

トルソワや,シェルバコワがかるがると4回転ルッツを決めるのは,そのようなわけです。

しかし,その中で思春期に入った選手がなんとか体系を維持しようとして無理な節制を行うことで競技から身を引かなければならないことが起こっているのも事実です。

ソチ五輪のフィギュアスケートの団体戦で金メダルに輝いたロシアのユリア・リプニツカヤ選手の姿は今でも忘れられませんが,彼女も拒食症が引退の原因になっています。

 

続けて射られたら,きっと成熟したいい演技を見せてくれる選手に育ってくれたことでしょう。

現在の年齢制限では,逆に選手生命を短くしてしまうのではないか。

そのように考えている人が増えてきています。

 

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