藤井聡太竜王 史上4人目の5冠 これまでの3人は

-4 歴史の真相

1月23日,藤井聡太竜王が,5冠達成まであとふたつというところまで来ました。

5冠とはいったい何でしょうか。

そして,これまでの3人の達成者はだれなのでしょうか。

藤井聡太竜王の5冠とは

藤井聡太竜王は,2022年1月23日現在4つのタイトルを保持しています。

それは,「王位」「叡王」「棋聖」「竜王」の4つ。

 

現在将棋には「竜王」、「名人」、「叡王」、「王位」、「王座」、「棋王」、「王将」、「棋聖」の8つのタイトルがあります。

この中から,太字で書いた「名人」「王座」「棋王」「王将」をとれば,5冠となります。

現在行われているのは王将戦で,1月23日に渡辺明王将を破り,あと2つで王将のタイトルとトルコとこまで来ました。

 

ここで,藤井聡太竜王が王将のタイトルをとることができれば,史上4人目で,なおかつ最年少5冠となることができます。

 

それでは,過去の5冠達成者はどなたでしょうか。

これまでの3人の5冠達成者は

藤井聡太竜王が史上4人目の5冠達成者になるにあたり,これまでの3人の達成者を見てみましょう。

大山康晴

大山康晴氏は,初代の5冠達成者です。

1963年のことです。

さらに,64年,67年,70年と4回も5冠を達成し,歴代最強棋士と言われています。

中原誠十

中原誠十氏は,1978年に5冠を達成しました。

大山康晴氏に挑戦して,棋聖をダッシュ。

二人目の5冠達成者となりました。

当時,タイトルは6つあり,全冠達成をめざされましたが,それは叶いませんでした。

 

羽生善治

羽生善治氏は,1993年に史上最年少の23歳で5冠を達成しました。

その後,1996年に7冠を達成しています。

5冠は,1993年以降達成者がおらず,今回藤井聡太竜王が5冠を達成すれば,およそ30年ぶりの5冠達成者になる上,史上最年少達成者にもなるわけですね。

 

1月23日現在,あと2つというところまで来ています。

ぜひ,5冠をだっしゅしてほしいものですね。

 

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