毎年、花粉症対策やインフルエンザ対策で話題になる鼻うがい。
今年は、新型コロナ対策になるのではないかと話題になっています。
そこで、鼻うがいは、新型コロナに対策として効果があるのかどうか調べてみました。
また、鼻うがいと言えば「痛い」
そこで、痛くない鼻うがいのやり方についても合わせてまとめてみました。
鼻うがいはコロナに効果がある?
鼻うがいによるウイルスの洗い流しは、潜伏期間とされる4〜5日の間におこなうことによって、ウイルスを減らすことができます。
結果的に、鼻うがいは新型コロナの感染予防対策としてはして効果があるようです。
上咽頭のウィルスを減らす
風邪のウィルスも、花粉も、鼻から入った空気が喉の壁に当たって下向きに方向を変えるところ、すなわち上咽頭に溜まることによって増殖し、感染すると言われています。
この上咽頭部を洗うことによってウイルスの数を減らすことで、感染しづらくなるわけですね。
これは、インフルエンザ等の感染予防策として重要視されているガラガラうがいでは洗うことが困難な場所です。
しかし、鼻うがいなら、丁寧に洗うことができます。
そういうわけで、鼻うがいは、新型コロナウィルスの感染予防にも効果があると言われているんです。
堀田修氏による「みんなで鼻うがいプロジェクト
サンデー毎日の1月24日号で、鼻うがいについての特集が掲載されていました。
その特集で、鼻うがいの効果を語っていたのは、内科医 堀田修氏。
「ウィルスを寄せつけない!痛くない鼻うがい」という著書もある鼻うがいの専門家。
現在「みんなで鼻うがいプロジェクト」を提唱し、推進していらっっしゃいます。
堀田氏の記事は、1月13日の西日本新聞にも掲載されており、鼻うがいへの関心が溜まっていることを伺わせます。
そこでは、
「平均5日の潜伏期間があるとされる新型コロナウィルス。この間に主要な感染経路の一つ、鼻や喉に付着したウィルスを減らせれば、感染リスクも低減できるのでは。そうした予防的観点か、、食塩水と簡単な器具でウィルスを洗い流す『みんなで鼻うがいプロジェクト』を提唱」
西日本新聞 1月13日
と書かれています。
エディンバラ大の研究から、鼻うがいをしたほうが病気の期間が短く、家族への感染が少なく、治りも速いというエビデンスを出しています。
現在、新型コロナに対するワクチンは十分に整ったとは言えない中、予防により家庭内での感染を防ぐことで、意表崩壊も防ぐことができますね。
鼻うがいのデメリットは?
とは言え、鼻うがいはいざやるとなると結構怖いものです。
水が鼻に入ってくるという、動物として持っている本能から来る恐怖。
なかなかやりたいとは思いません。
さらに、水道水などを使うと痛いですよね。
子供の頃、プールで泳いでいて鼻に水が入ったとき、ツーンと痛い思いをしたことはありませんか?
あの痛さです。
できることなら避けたいですね。
また、鼻に入れようとしてむせてしまったり、こぼれてしまったりで衣類や床を水浸しにするなど、上手にできないこともあります。
鼻うがいの痛くないやり方
では、鼻うがいを成功させるにはどうしたらいいでしょうか?
鼻うがいで痛くない洗浄液をつくる
水道水を使うとツーンと痛くなります。
そこで洗浄液に一工夫します。
それは、生理食塩水に近い濃度の食塩水を使うことです。
簡単に作ることができます。
水道水を1リットルにつき、食塩を9グラム溶かすのです。
また、冷たいと痛い感覚が増しますので、体温に近い40度くらいまでの人肌程度の温度にします。
これで、体温とあまり変わらなくなり、鼻に入れた時のショックが和らぎます。
鼻うがいの実際のやり方は
- 少し前かかがみ
- 片方の鼻の穴に
- 「えー」と声を出しながら
入れる、ということです。
これで、反対の鼻や口から洗浄された液が出てきます。
声を出したり前屈みになったりすることで、飲み込んでしまうことを防ぐことができます。
容器を手作りする
鼻の穴に選書つ石を入れる容器は、ダイソーなどの百均で変える「ドレッシングポット」
このドレッシングを出す穴に、穴を開けたスポイトを入れて作ります。
ポットを押すことで、チューと鼻の中に入れることができるんですね。
まとめ
以上、新型コロナの感染予防のために、「コロナウィルスを体内に切れる前に減らしてしまう」という観点からの、鼻うがいの効果、そして痛くない鼻うがいの仕方について解説しました。
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