春名風花さんへの「名誉男性」誹謗中傷への示談金 裁判にしなかった理由がすごい

2020年7月16日 示談成立!示談金は?

長年の誹謗中傷についての裁判に,示談成立という形で決着を付けた春名風花さん。

示談金は,計315万4000円とのこと。

くわしくは,この動画で本人が説明しています。

誹謗中傷者は,住所や名前が開示されても反省の色を見せず,お金を払わないといけないなら示談はしないという態度だったそうです。

しかし,警察が告訴状を受理し,家宅捜索と取り調べが始める直前に,示談金を払うので告訴を取り下げてほしいと連絡があったとのこと。

動画には,裁判が決着した安心感と,開放感にあふれる春名風花さんのようすが 伺えます。

ネットで誹謗中傷したらこんなことになるのだ,という判例をつくりたい。

その一心で長いあいだ戦ってきたんですね。

中傷者は,示談を求めてきていたのに,示談金は支払わないと言ってきたので,春名風花さんは,最初は示談を拒否していたそうです。

そして,ちゃんと刑事告訴して裁いてもらおうと思っていたそうです。

しかし,現行の法律では軽微な罰だけで終わってしまう。

現行法では,やったことに対する処罰があますぎる。

法律で裁くほうが罪が軽くなってしまう

目に見えるお金を失うことでしか,あなたのしたことは悪いのですと教えられる手段はないのかもしれない。

そう考えて,示談を受け入れたとのことです。

春名風花さんへの誹謗中傷裁判の概要とは

裁判所が2019年11月1日、ツイッターで誹謗中傷した投稿者の情報開示をプロバイダ側に命じたというニュース

http://erimakee.com/harukaze-2/

春名風花さんの,今回の裁判についてまとめておきます。

春名風花さんは,御存知の通り「はるかぜちゃん」という愛称でしたしまれている,声優・女優さんです。

小さな頃から携帯電話でブログを書いて,社会問題に対して持論を展開していたことから,ネット上では,数多くの炎上や嫌がらせを経験してきました。

「彼女の両親自体が失敗作」「名誉男性」などと書かれたTwitterが投稿されます。

2018年10月以降、Twitterや通信事業者に対して民事訴訟による投稿者の個人情報開示を求めました。

2019年11月 東京地裁は,氏名や住所などの家一をプロバイダに命じます。

東京地裁(大嶋洋志裁判官)は2019年11月1日、こうしたツイートを「社会通念上許される限度を超える侮辱表現で、名誉感情を害されたことは明らか」と認定し、氏名や住所などの開示をプロバイダに命じた。

https://news.livedoor.com/article/detail/17661408/

2020年1月 投稿者を神奈川県警に刑事告発

「社会的にきちんと罪を償ってほしいという思いだった」で法的措置に踏み切ったと説明。

処罰は,現行法においては、

名誉棄損(きそん)罪が3年以下の懲役,もしくは罰金50万円以下

侮辱罪が1日以上30日未満の勾留

「現行法ではやったことに対する処罰が甘すぎる」と,示談に応じました。

「生活する上で誰にとっても必要なお金という目に見えるものを失うことでしか、あなたのしたことが悪いことですと(投稿者へ)教えられる手段がない、という悲しい現実を知った」

示談後の春名風花さんの言葉

嫌がらせを受けて仕事を失い、バイトしてお金を貯め、裁判をし、またこれからもそれにかかったお金を取り戻すためにお金を貯めて裁判をしなければならない、という謎のスパイラル。訳が分からないけどこれが、被害者になった側にできる精一杯の努力です

https://note.com/harukazechan/n/nb2f68ca7721a

ちゃんと手続きをふんで頑張れば、相手は匿名ではなくなるんだ!と言うことが分かって、本当にホッとしました。どこの誰だか分からない相手からいろいろ言われるのは怖いけど、誰なのかさえ分かっていれば怖くないからね。

https://note.com/harukazechan/n/nb2f68ca7721a

加害者なら分かるけど、やられている側までイメージが悪いから使えないって言うのは、やっぱり納得いかない部分があります。収入面を考えるとテレビ、中でもCMは大きいよね…

https://note.com/harukazechan/n/nb2f68ca7721a

嫌がらせのせいで出来ないお仕事や、決まったお仕事が消えてしまうことも多かった。楽しみにしていたお仕事や、決まって本当に嬉しかったお仕事を、演技力が足りないとか、自分の問題ではなく、よく分からない理由で降ろされてしまうのはめちゃくちゃ悲しいし辛かったです。だから、理不尽でも闘うしかなかった。居場所を守るために。

https://note.com/harukazechan/n/nb2f68ca7721a

嫌なことをされたら「嫌だ」って言っていいし、1人で悩まずにいろんな人の力を借りてください。
どうかみんなも勇気を出して立ち上がってほしい

今は気持ちよく書いてストレス発散できるかもしれませんが、そういう悪意は相手だけでなく書いた自分にも少なからずダメージを与えています。やめましょう、絶対に。

「半分」というのは、ここまでにかかった費用などを取り戻すためには、また同じぐらいのお金をかけて損害賠償請求を行わなくてはならないからです。ここまででもう5回も裁判してるけど、まだぜんぜん折り返し地点なんですね。

https://note.com/harukazechan/n/nb2f68ca7721a

ネットの声

このことについて,弁護士の高橋さんは,「名誉毀損ではなく侮辱の内容で,これだけの和解額を認めさせたのは,かなり画期的」と言っています。

タレントとしてのイメージが悪くなるから,と泣き寝入りしているタレントが多いんですね。

この春名風花さんの示談の例をもとに,誹謗中傷→慰謝料請求というながれが当たり前になってほしいですね。

脳科学者の茂木健一郎さんもTweet。

海外だったら,中傷者も実名報道されるとのこと。

日本は,加害者がなぜか守られるというへんなところがありますよね。

加害者の人権がどうとか・・

それは守られないといけないでしょうが,ちょっと被害者の感情を逆なでするほどの優遇ぶりはいかがでしょうか。

そういうことが少しずつ減っていってほしいものですね。

こちらは,現に暴言を受けているひとのTweet。

この示談を見た中傷者,暴言者がふみとどまってくれることを期待しています。

このことをきっかけに,暴言がなくなってくれるといいですね。

こちらには,なぜ請求額よりも示談金が高くなったのか,よくわかる理由があります。

告訴取り下げ料ってこんなにかかるんだ。

誹謗中傷のことば「名誉男性」とは

この抽象者が春名風花さんに発した暴言,中傷の中で,「名誉男性」という言葉がきになりました。

調べてみると,女性のくせに男性優位の社会の中で男性であるかのようにふるまって女性にマウントを取る女性というような意味でした。

女性に不利な社会をつくりたがる男性の中にあって,いっしょに女性を攻撃することでアイドル化する。

そのような意味で使われているようです。

そう思って身の回りを見回してみると,女性管理職の中に「あの人は,男みたいだからなあ」と男性から褒めさやされて,それをよしと感じているような人がよくいました。

随分前,男性優位の社会にあって,女性としての美しさや優しさをしっかりと前に出し,女性の味方をしていた管理職もいました。

私達としては,女性としてのよさをちゃんと出す人のほうが自然に思えました。

「あんたは男だからなあ!はっはっは!」と言われて,喜んでいる女性管理職には,ある種違和感を覚えていましたね。

そういう人,結構女性に厳しかったから。

春名風花さんの「いじめ加害者』論

春名風花さんは,自身のこの裁判で理不尽なことで戦っていたことから,いじめに関しても次のように述べています。

以下のTweetに続く,連続ツイートです。

毎年この時期になると「無理して学校に行かなくて良いんだよ」というツイートがタイムラインに溢れます。一見優しい言葉に見えますし、緊急対応としても間違いではありません。でも、「学校に行かなくてもいいんだよ」と言うメッセージは、本来、いじめている側にかけるべき言葉です。

他人の学ぶ権利を邪魔するのならば、学校には来ないでください。いじめなんてせず、真面目に学校に通いたい人達の迷惑になります。そして、いま現在いじめを受けている皆さん。あなたがたには堂々と学校に行く権利があります。誰にも遠慮せず学ぶ権利があります。その事を絶対に忘れないでください。

学校から追い出されるべき生徒は、いじめを受けた子どもではありません。学校に残さなければならないのはいじめをしていない子どもたちです。「つらいなら学校なんて行かなくて良いんだよ」と、いじめられた側を追い出して、何事もなかったように学校生活を送ろうとする人達を、僕は絶対に許せない。

なので、夏休みの終わりに声を大にして書いておきます。「いじめをするのなら、学校なんて来なくても良いんだよ」

クラス全員で1人をいじめたのなら、被害者1人だけに登校する権利がある。数なんて関係ない。多数の加害者を学校に残し被害者を追い出すのはおかしい。集団生活を送る上で「他者を攻撃しない」「他人の権利を侵害しない」という最低限のマナーを守れる人だけが、学校で学ぶ権利を有していると僕は思う。

まとめ

春名風花さん,よくがんばりましたね。

生きて生活している以上,自分のことを気に入らない人は必ずします。

しかし,それを自分は影に隠れて攻撃するというみっともない,卑怯な方法で傷つけようとする人を,日本の社会は許してはいけないと思います。

警察も,春名風花さんがSNSで訴えるまでは,告訴状を返してくるというような被害者をさらに苦しめるようなことをしていました。

実際はどうなのか,警察の言い分もあるのでしょうが,少なくとも春風さんが世間に訴えなければ,この件はまったく顧みられなかったはずです。

警察も忙しいのでしょう。

こういう事例にもしっかりと向き合ってくれる余裕が出るほど,もっと人材を育ててほしいですね。

それではまた!

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