「ゆっくりニュース雑談ちゃんねる」の動画「(ゆっくり)悲報 望月衣塑子 大炎上!「汚染水」に 安全の「お墨付き」識者「 日本政府はIAEAを買収した!」からの紹介です。
動画の紹介の前に、福島第一原発の処理水放出問題について、IAEAが出した報告書について要約します。
福島第一原発の処理水、海洋放出の影響は「無視できる程度」 IAEAが報告書
以下に要約を示します。
- 国際原子力機関(IAEA)は、東京電力福島第一原発にたまる処理水について、日本による海への放出計画が国際基準に合致しているとする包括報告書を公表しました。
- IAEAは、処理水の放出が人や環境に与える影響は「無視できる程度」であると報告しました。
- IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は、2年にわたる安全審査の結果が公平かつ科学的であると述べ、汚染水放出後も日本に関わり続けると約束しました。
- 東京電力が処理水に含まれる放射性物質を「正確かつ精密に測定」する能力を示したとIAEAは発表しています。
- 福島第一原発では、原子炉の冷却に使用された水の貯蔵スペースがなくなりつつあります。日本の放出計画には中国と韓国が反対しています。
- 日本政府は放出のスケジュールを発表していません。計画を実行するには規制当局の承認が必要となります。
- 福島第一原発からは、1日あたり100立方メートルの汚染水が発生し、多核種除去設備(ALPS)で処理してタンクに保管されます。
- 汚染水に含まれるほとんどの放射性物質はALPS処理で取り除かれますが、水素の放射性同位体のトリチウムと放射性炭素同位体(炭素14)を水から分離して取り除くのは難しいです。
- 日本政府は、放出前に処理水を海水と混ぜて希釈すると説明しています。
- 世界中の原子力発電所は、福島の処理水を上回るトリチウムを含む廃水を定期的に放出しています。
- 地元の漁業関係者は、さらなる風評被害につながると猛反発しています。中国は日本の計画を強く批判し、IAEAに計画を承認しないよう警告しています。韓国では食の安全への懸念が浮上し、海洋放出される前に海塩を買いだめする動きが見られます。
以上を踏まえて、動画を見ると、とてもよくわかります。
東京新聞がIAEAの中立性に疑問を投げかける記事を掲載

出典:YouTube動画より 現時点へのリンク
福島第一原発の処理水放出問題が最近話題となっています。
これまで地元や各国の反対により放出が実行できていなかったが、IAEA(国際原子力機関)が安全のお墨付きを出したことで放出の目処が立ちました。
しかし、公明党の山口代表や中国、地元漁協などからは依然として反対の声が上がっています。
東京新聞はIAEAの中立性について疑問を投げかける記事を掲載しました。
記事では、日本政府がIAEAに巨額の分担金や拠出金を支出してきたこと、IAEAの評価が中立的な立場から出たと受け止めるべきかどうか、などが問題提起されています。
また、IAEAは原子力の平和利用促進と軍事転用防止を掲げ、加盟国は176カ国。日本の分担率は10%を超え、加盟国中第2位と記されているといいます。
東京新聞の記事への反論

東京新聞の記事を読むと、IAEAは日本政府に買収されていると読めてしまうことから、島田洋一氏は以上のようにSNSに投稿しました。
一方で、東京新聞の望月衣塑子記者は、以下のようにTweetしています。
疑念だらけ
原発処理水の放出にお墨付き…IAEAは本当に「中立」か 日本は巨額の分担金、電力業界も人員派遣
IAEAはどこまで信を置けるのか。かねて日本政府は、IAEAに巨額の分担金や拠出金を支出してきた。IAEAのお墨付きは、中立的な立場から出たと受け止めるべきか?
ところが このTweetにはコミュニティnoteが張られています。
国際機関には加盟国の義務的拠出金があり、経済規模に基づくためアメリカ、中国に次ぐ第3位です(2020年)。2021年に派遣された日本人の職員数は41人、全職員2550人のうちの1.6%に過ぎません。幹部以上は1人のみ。
記事では2位と言っていますが、それは古いデータであって、最新では、中国の方がたくさん拠出しているというのです。
東京新聞は、IAEAの中立性に疑問をもっているとしていますが、その考え方なら、日本よりもたくさん拠出金をだしている中国二忖度してお墨付きを与えないはずでは?ということになりますね。
ネットユーザーの声

- 「陰謀論者さんみたいなことを新聞が言い出して心底がっかり」
- 「国連機関の構成国は機関の運営に充てる分担金をその国の経済規模に応じて負担する義務があることを知らないのかな東京新聞さんは国連からの脱退でも主張したいのだろうか」
- 「そんなにIAEAが信用できないなら東京新聞はIAEA脱退キャンペーンを張ればいい」
- 「東京新聞の報道は疑念だらけまず自身が中立かどうかを検証したらどうか」。
- 「まずは科学の勉強からしたらどうですか」:
まとめ
現時点での状況についてとてもわかりやすくまとめてくれていますので、ぜひご視聴ください