ジャニーズのCM・テレビ局打ち切り タレントの脱退が加速する?

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2023年9月7日の会見以降、CMを打ち切り、あるいは更新を取り止める企業が続出していますね。

すばやくジャニーズタレントの起用を打ち切ったマクドナルドと、最初は使い続けると言っていながら世間からの風当たりが強くなってから手のひらを返したように起用を取りやめた上、すでに掲示していたポスターのタレントの顔の上から紙を貼って隠したモス・バーガーとの対比があからさまになった事件もありました。

その中、テレビ局は「状況を見守る」とか「タレントに罪はない」などの理由でテレビ出演を続けさせるよう豪語していましたが、9月中旬を過ぎてからテレビ番組が急に取り止めになるなど、ジャニーズタレントを急遽取りやめたという驚きのことが起きてきしまいました。

また、専属契約書も掘り返されてきて驚きの内容も話題になってきています。
ジャニーズの専属契約書 事務所75%の理由と1年間出演料100%タレントにという声明のヤバさ

この記事では、その背景と今後の展望について考察していきます。

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TBS「Aスタジオ」でのジャニーズタレント出演取りやめの理由

TBSの人気トーク番組「Aスタジオ」で、ジャニーズ事務所所属の中島健人さんの出演が急遽取りやめとなりました。

この理由として、番組のスポンサーである「花王」が、ジャニーズタレントのCM起用を終了するという発表が影響しているみたいですうね。

テレビ番組のスポンサーというのは、番組制作の大きな支えとなる存在。そのため、スポンサーの意向が番組の出演者選びに影響を与えることは当然のことでしょう。

しかし、今回のあからさまな出演取りやめは、多くの視聴者にとって、改めてスポンサーの意向の強さを感じさせられることとなりました。

同時に、テレビ局が「ジャニーズを出演させる」と豪語していたにもかかわらず、手のひら返しをせざるを得ないことなったことで、視聴者にはテレビ局とスポンサーとの関係が明確になってしまいました。

テレビ局は、もやは自分たちの思い通りになる時代ではなくなったことを思い知るときがきたんですね。それが視聴者にもわかりすぎるくらいわかってしまいました。

 

ジャニーズ事務所だけでなく、テレビ番組全体のスポンサー離れ

ジャニーズ事務所に関連するニュースだけでなく、テレビ番組全体にもスポンサー離れの動きが見られるようになってきました。

ジャニーズタレントが出演する番組のスポンサー活を見直している企業

ライオン: TBSの番組「ラビット」や「土曜日の旅サラダ」(kat-tunの中丸さんが出演)のスポンサーとして、見直しを含めた検討をしていると回答しています。

日本生命保険: 相葉さんが出演する「みんなの動物園」やなにわ男子が出演する「目覚ましテレビ」のスポンサーとして、見直しを含めた検討をしていると回答しています。

サントリー: 「アド街ック天国」のスポンサーとして、人権尊重に基づくスポンサー活動を模索しているとの回答があります。

任天堂: 「TOKIOの鉄腕ダッシュ」のスポンサーとして、今後の方針を検討すると回答しています。

また、アンケート調査の結果として、現在ジャニーズのタレントが出演している番組のスポンサーではない18社が、問題を踏まえて今後スポンサーにはならない、または一時的に見送るという意向を示しているとのことです。

堰を切ったようにスポンサー離れがおきていますね。

 

テレビ局のジャニーズタレントや事務所に対する姿勢

一連の動きの中で、もともとテレビ局は「ジャニーズタレントに罪はない」との立場からジャニーズタレントを守り続ける姿勢を見せていました。
一見タレントの人権を守ろうとしているかのように見えますが、しかしスポンサーが離れそうになると打ち切るなど、そうではなかったことが浮き彫りになりました。。

また、テレビ局は自分たちはこの問題に関係ないかのような姿勢を通してきました。

少し前まで、テレビ局は、「ジャニーズ事務所が今後どのような対策を取っていくのか注視します」と言っていました。国連人権委員会からの報告では、メディアはジャニーズ事務所と共犯みたいなものだと言われているのに、まるで関係なかったように「注視する」といっていた姿勢に疑問がよせられていたんですよね。

しかし、自分たちがスポンサーから注視される事態となってしまいました。世界的に関心が集まる「犯罪」を行ってきた企業と平然とつきあっていくようでは、スポンサーとしては困るから当然のことです。
テレビ局は、ようやくそのことを意識しないといけなくなったようですね。

今後、テレビ局がどのような判断を下すのか、業界内外からの注目が集まっています。

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テレビ局とジャニーズとの関係についての問題点

注視する側の存在だったテレビ局が、スポンサーや視聴者から注視される側になってしまったことには次のような問題点が指摘されています。

以下は、その主な問題点と背景を簡単にまとめてみました。

独占的な出演契約

ジャニーズ事務所は、所属タレントが他の事務所のタレントと共演しないという独自のルールを持っていると言われています。

これにより、テレビ局はジャニーズのタレントを起用する際に、他の事務所のタレントを出演させることが難しくなる場合がありました。

 

報道の自粛:

ジャニーズ事務所に関する不都合なニュースやスキャンダルが発生した際、テレビ局が報道を控える、あるいは軽く扱う傾向があると指摘されてきました。

ジャニーズ事務所の影響力やテレビ局との深い関係が背景にあると考えられています。

 

収益を失いたくない

ジャニーズ事務所のタレントは多くの番組やCMに出演しており、テレビ局やスポンサーにとって大きな収益源となっています。

このため、ジャニーズ事務所との関係を損ないたくないという経済的な背景が、テレビ局の判断に影響しているのだと言われてきました。

 

視聴者の期待

一方で、ジャニーズ事務所のタレントは非常に人気があり、多くの視聴者が彼らの出演する番組を楽しみにしています。このため、テレビ局はジャニーズのタレントを起用することで視聴率を確保しようとする側面もあります。

 

ジャニーズファンの変化

これらの状況の変化に、一部の著名人やジャニーズファンは大きく反応していました。

「タレントに罪はない」という理由がほとんどでしたね。CMの更新のとりやめや打ち切りを決めた企業をさんざんたたくことになっていました。

しかし、スポンサー企業がジャニーズとの関係を打ち切ることは、世界とのつながりを大事にする以上当然のことだとわかってくるに及び、ファンの方に変化が現れてきています。

それは、

「タレントに、移籍を促すファンが増えてきた」

ということです。

ジャニーズにいたのでは、もう公に姿を表すことが難しくなったことがファンにもわかってきたのです。

自分の大好きなジャニーズタレントを見るためには、ジャニーズから離れてもらわなくてはならない。そのように考えるに至ったんでしょうね

このことで、ジャニーズから脱退するタレントが今後増えてくるのではないでしょうか。

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まとめの概要

ジャニーズタレントのテレビ出演に関する最近の動きは、エンターテインメント業界全体の今後の方向性を示すものとなりそうですね。

スポンサーの影響力とテレビ局の姿勢、そして視聴者の反応。

世間一般に受け入れられないことでも平気で行ってきたテレビ局の姿勢も今後は変わっていかなければならないのかも。

今後の動向に目が離せません。

ジャニーズの専属契約書 事務所75%の理由と1年間出演料100%タレントにという声明のヤバさ についてはこちら

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