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花粉症にヨーグルトが効くと言われている理由は?花粉症歴40年にして改善した私が説明

花粉症真っ盛り。

なったことがない人にはわからない辛い症状がしばらく続きます。

この症状をなんとか治したいと、私たちは様々なものやことに頼るのですが、花粉症にはヨーグルトが効くと言われるようになりました。

家の冷蔵庫にも、様々な種類のヨーグルトが買ってあります。

一体、なぜヨーグルトは花粉症に効くと言われているのでしょうか。

そして、本当に効くのでしょうか

結論から述べると、花粉症にヨーグルト自体が効くというわけではありません。

ヨーグルトによる腸内環境改善の結果、免疫機能が過敏になることを抑えてくれることで花粉症に効くということなのです。

花粉症歴40年の私が、長年の苦しみの中でたどり着いたヨーグルトがどのように花粉症にきくのか、詳しく述べてみたいと思います。

花粉症にヨーグルトが効くと言われているのは

花粉症が起こるメカニズムは,簡単に言うと,免疫機能がが過敏になることで,できるだけ多くのアレルゲンを体外に排出するために,くしゃみや鼻水を出してしまうのです。

この時、免疫細胞であるT細胞の1つ、Th2と言われる細胞が活性化しています。

この免疫細胞が増えると、igEという抗体が増え、そのことが過剰に異物を攻撃するため、くしゃみや鼻水が出るんですね。

では、この免疫細胞Th2には増えて欲しくないですね。

免疫機能の60%が集まっていると言われる腸内では、毎日善玉菌と悪玉菌とが戦っています。

この悪玉菌が増えると、免疫細胞Th2が増えることがわかっています。

ですから、悪玉菌を減らせばいいわけですね。

悪玉菌を減らす=善玉菌を増やす

免疫細胞Th2の増加を抑える

igE抗体の増加を抑える

過敏な反応が抑えられる。

以上のながれで.真ん中細胞の過敏さを少しでも抑えることができます。

そして、この、善玉菌を増やすのが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌というわけです。

以上がヨーグルトが花粉症に効くと言われる理由です。

ヨーグルトを飲むと、本当に花粉症は抑えられるのか?

免疫細胞の過敏な反応を抑えるには、腸内の善玉菌を増やすことが大切だということがお分かりいただけたことと思います。

つまり、腸内の環境改善が大切というわけですね。

環境を改善するのですから、時間がかかります。

薬ではないので、即効性もありません。

しかし、腸内の改善が行われれば、悪玉菌の増加を抑えることはできます。

改善する価値は十分にあります。

どのくらいかかるのか

ヨーグルトを飲めばすぐに花粉症の症状が和らぐなどの即効性があるわけではありません。

ヨーグルトを飲むことで、乳酸菌を腸内に取り入れ、それが善玉菌を優位にして免疫細胞のTh2の増加を抑えるというながれで腸内環境を改善するのですから時間がかかります。

2月から3月に花粉症の症状が始まる人ならば、12月くらいからヨーグルトを飲む、というくらいの時間が必要です。

ヨーグルトを飲む頻度は?

では、少なくとも1ヶ月はヨーグルトを飲み続けるとして、その頻度はどのくらいなのでしょうか。そして、その量は?

ズバリ、毎日。

無理せずに飲める量、ということになります。

腸内環境を改善するためには、毎日戦っている善玉菌を毎日応援してやる必要があるのです。

同じ量のヨーグルトを10日にいっぺんまとめてなんでも、残りの9日は悪玉菌の減少はありません。

ですから、飲み始めたら、毎日飲みましょう。

次の記事では、どんなヨーグルトを飲めばいいのかを中心に述べます。

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