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樹木希林さん死去。奇跡と言われた長く元気な闘病生活を生んだ治療法とは

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女優の樹木希林さんが,長いがんの闘病の末75歳でお亡くなりになりました。

つい先日,「万引き家族」に出演しておられ,元気な姿を見せてくれたばかりです。

一時は癌は本当だったのか?とささやかれるほどの生活で,驚くばかりです。

いったい,これほどの元気な生活を,どのようにして続けられてきたのでしょうか。

その治療について調べました。

癌の治療の経緯

まずは,治療の経緯を見てみましょう。

2004年3月 乳がん治療開始
2005年 右乳房全摘出手術
2008年 副腎・脊髄転移
2013年 全身癌宣言
2014年 終了宣言

始めて癌が見つかったのが2004年です。

最初は触診で「あ~がんだろうな」と思ったとのこと。

翌年には摘出手術。

それから,ずいぶん長く治療されていたのですね。

樹木さんは,2008年のがん転移のあと,抗がん剤治療や手術を選択しない道を選びます。

抗がん剤には延命効果はないんですね。飲んでも20%の患者しか助からないそうです。

だから副作用に苦しむことを考えると抗がん剤治療を選ばない道もあるとのこと。

この点,抗がん剤推奨派と抗がん剤疑問派との間に議論が紛糾しているそうですね。

 

選んだのは,放射線治療でした。

一時は13か所も転移していたといわれた癌をすべて消し去ったのです。

奇跡とされた回復を生んだ4次元ピンポイント照射

この奇跡の回復と長く元気な闘病生活を可能にしたのが,「4次元ピンポイント照射」といわれる放射線治療です。

樹木さんは2007年ごろから治療を始めました。

4次元ピンポイント照射とは

◯体の前後から放射線を照射する「2次元照射」。部位の前後にある組織にも放射線が当たってしまうため,「広く弱く」しかあてられず,すべてのがんを消滅させることはできなかった。

◯あらゆる方向から放射線を照射する「3次元照射」。これによりねらった部位を「狭く強く」照射することができるようになった。

しかし,肺がんや乳がんでは,呼吸により部位がずれるため,3次元照射では応用できなった。

◯時間を考慮し,時間によって動く部位に照射する「4次元照射」。これにより,呼吸によって肺がんや乳がんがずれても,適切に照射することができるようになった

時間を考慮し,動きを追跡しながら照射する技術が「4次元照射」なんですね。

この治療法を構築したのは,UMSオンコロジーセンター所長の植松稔氏。

「切らずに癌を治したい」「楽に治療したい」という患者のために構築しました。

この治療は,九重親方も受けています。

生活のクオリティを落とさない選択

同じく4次元ピンポイント照射を受けていた九重親方は,緊急入院の4日前まで元気に稽古の指導をしていました。

樹木さんもこのように述べています。

《抗がん剤治療で苦しむ患者さんを何人も見ました。でも、私の治療法だと、生活の質が全く落ちなかった。だから、とても満足しています》

5月8日朝日新聞

癌の治療には,摘出手術,抗がん剤治療,そして放射線照射があります。
手術は体に負担を与えます。その上,副作用の強い抗がん剤治療を行えば,したいこともできず,生活の質は著しく低下します。

放射線照射は,がん細胞がなくなるわけではなく,体の中にあるまま,大きくなったら照射して消す,という治療です。なおるわけではないのです。
しかし,亡くなる間際まで元気で,質を落とさない生活をすることができます。

結局,どのような選択をするのか,患者本人に任されている,その選択肢があるわけですね。

まとめ 奇跡の闘病生活に必要なものは

樹木さんの治療は,4次元ピンポイント照射を行えば,生活の質を落とすことなく,ぎりぎりまで元気に過ごすことができるという一つの例です。
しかし,1回300万円もする高額な治療です。万人が選択できるわけではありません。

必要なのは,悲観してふさぎ込むのではなく,

ほがらかさ
のんきさ
なんとかなるさというポジティブさ

そういう心を持つことです。

そういった方が,生きながらえる確率が高いということです。

そんな樹木さんは,最後まで映画やCMに出演し,元気な姿を見せ続けました。

樹木希林さんのご冥福を 合掌

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