偽マイクロソフトに注意 被害額4億円超、ネット送金も(共同通信) で、消費者庁がウェブサイト閲覧中に偽のマイクロソフトのロゴが表示されるなどして金銭を支払わされる被害が多発しているとして注意を呼びかけましたた。
2021~23年に寄せられた相談では被害額は約4億5千万円に上るとのことです。
偽のロゴが表示されるサイト
このようなロゴが表示されるサイトは以下のようなサイトです。
詐欺サイト
詐欺師は、信頼性を装うために、有名な企業やブランドのロゴを無断で使用することがよくあります。こ訪問者はサイトが本物であると誤認しやすくなり、そのサイトに入ってしまいます。。
フィッシングサイト
これは詐欺サイトの一種で、ユーザーの個人情報や金融情報を盗むことを目的としています。
例えば、銀行のオンラインバンキングのログインページを模倣したサイトがあり、そのサイトにログインすると、ユーザーのIDやパスワードが詐欺師に渡ってしまいます。
広告やポップアップ
広告の中には、ユーザーを誤認させるために偽のロゴを使用した不正な広告が紛れていることがあります。
ユーザーはだまされて広告をクリックし、不正なサイトやマルウェアに感染するリスクが高まるサイトに入ってしまいます。
ソフトウェアのダウンロードサイト
サイトの中には、偽のソフトウェアを提供しているサイトがあります。
そもそもなぜそんなロゴが表示されるのか
なぜそんなロゴが表示されるのでしょうか。その理由としては次のようなことが考えられます。
マルウェア感染
あなたのPCがマルウェアや広告ソフトウェアに感染しているかもしれません。
それらの不正なプログラムがインストールされていると、ブラウザの動作を変更し、偽のロゴやポップアップを表示することがあります。
フィッシングサイトへのアクセス
過去にフィッシングサイトや詐欺サイトにアクセスしたかもしれません。
そのサイトは偽のロゴを使用して、信頼性を装うことがよくあります。
ブラウザの拡張機能やプラグイン:
不正なブラウザの拡張機能やプラグインを知らず知らずのうちにインストールしているかもしれません。
その場合、偽のロゴや広告を表示することがあります。
不正な広告ネットワーク
あなたが訪問するウェブサイトが不正な広告ネットワークを使用しているかもしれません。
その場合、その広告が偽のロゴを含むことがあります。
キャッシュやクッキーの問題:
ブラウザのキャッシュやクッキーに不具合があるのかもしれません。
その場合、正常なサイトでも偽のロゴが表示されることがあります。
偽のロゴが表示されないようにするための対策は?
キャッシュやクッキーのクリア:
定期的にブラウザのキャッシュやクッキーをクリアすることで、表示の問題を解消することができる場合があります。
ブラウザの更新:
常に最新のブラウザを使用し、セキュリティのアップデートを適用します。
拡張機能やプラグインの確認:
不要な拡張機能やプラグインは削除し、信頼性のあるものだけをインストールします。
セキュリティソフトの導入:
信頼性の高いセキュリティソフトを導入し、定期的にPCをスキャンしてマルウェアを検出・削除します。
すでに偽のロゴをクリックするなどして被害にあってしまった場合、どうしたら?
既に被害に遭った場合の対処法は、冷静になっていかのように行動するといいです。
被害の報告
まず、最寄りの警察署や消費者センターに被害を報告します。
詳細な情報(詐欺サイトのURL、通信履歴、取引の詳細など)を提供することで、他のユーザーの被害を防ぐ手助けとなります。
金融機関への連絡
不正な取引や送金が行われた場合、直ちに関連する銀行やクレジットカード会社に連絡し、取引の停止やカードの利用停止を依頼します。
パスワードの変更
被害に関連するアカウントのパスワードや、他の重要なアカウントのパスワードを速やかに変更します。
セキュリティソフトの利用
PCやスマートフォンにマルウェアが侵入している可能性があるため、信頼性の高いセキュリティソフトを使用してフルスキャンを実施します。
個人情報の監視
今後、不正な取引やアカウントの不正利用がないか、定期的に確認します。また、クレジット監視サービスを利用することで、個人情報の不正利用を早期に検知することができます。
法的措置
被害額が大きい場合や、詐欺師との間に法的なトラブルが生じる可能性がある場合は、弁護士や専門家の助言を求めることを検討します。
教育と啓発
被害に遭った経験をもとに、周囲の人々にインターネット詐欺のリスクについて教えることで、他の人々の被害を防ぐことができます。
被害に遭った際は、冷静に対処し、速やかな行動を取ることが重要です。また、今後の被害を防ぐために、定期的なセキュリティの確認や状況を共有することが大事ですね。