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小野薬品工業は,ノーベル賞受賞の本庶佑教授と共同研究できて「株が上がった」のか

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26人目のノーベル賞受賞者 本庶佑教授

本庶佑教授

2018年のノーベル医学生理学賞に本庶佑・京都大高等研究院特別教授が選ばれました。これで日本のノーベル賞受賞は,26人目となりました。

 

基礎研究を続けることによって,人の体を守る免疫の新しい仕組み,すなわち,免疫のブレーキを解除して免疫を再活性化することが治療につながるということを発見したものです。

この発見をもとに,本庶教授は製薬会社と共同して薬をつくろうとします。

それが,恩師の時代から付き合いがあった小野薬品工業です。

しかし,最初 小野薬品工業は,製薬化をしぶったのです。なぜ製品化をしぶったのでしょうか。

それは,当時,免疫医療に関する薬の開発の失敗が続いていたことにより,そのリスクを負うことができなかったからです。

本庶佑教授の,小野薬品工業への粘り強い交渉

本庶佑教授

しかし,本庶教授の粘り強い交渉によって,ようやく小野薬品工業は腰を上げて,製薬化に取り組むわけですね。

こうして2014年にできたのががん治療薬「オプジーボ」 

これは,「夢のがん治療薬」と言われています。

現在,抗がん剤は,合わない人にとってはさまざまな副作用や苦痛を引き起こすものであり,そのわりには,必ず成功するという保証はありません。

だから,先日お亡くなりになった樹木希林さんも,さくらももこさんも,この抗がん剤の使用をしない道を選んだのです。

夢のがん治療薬 オプジーボ

しかし,このオプジーボが夢のがん治療薬と言われるには,それだけの理由があります。
つまり,

(1)がん種を問わないこと どんながんにも効くということ
(2)副作用が少ない
(3)末期でも効き始めたらずっと効き、再投与もできる、

という理由です。

がんだけにとどまらず,リウマチなどの病気の治療の研究も進んでいてい,今後幅広い病気の治療に貢献するだろうといわれています。

すごいですね。

まさに夢の薬。

 

本庶教授自身,

「今の抗がん剤は、やがてほとんど使われなくなり、すべて PD-1抗体で治療することになるだろう」

と言っています。

そんな夢のがん治療薬と言われる薬を開発することにリスクがあった小野薬品工業ですが,本庶教授の粘り強い交渉があったからこそ,未来のノーベル賞受賞者とともにその薬を開発できたというわけですね。

そんな小野薬品工業の社長 相良(さがら)暁(ぎょう)氏は,次のようなコメントを発表しています。

「先生の業績にかねて多大なる敬意を表しており、共同研究ができた巡り合わせに感謝している」

まさに,感謝ですね。

株価も上がっていくのかもしれません。それとも織り込み済みで,すでに売りに入っているのでしょうか。目が離せないところですね。

夢のがん治療薬のオプジーボ 高額薬価の価格改定

オプジーボの薬価は最初,100mg瓶73万円近くしていました。

2017年2月1日に,50%引き下げられ36万4,925 円に。

ちなみに,年間で換算すると,体重60kgの患者1人当たり約3,400万円!

manabow びっくり!

それが,2017年2月に約1,700万円になりました。

しかし,半分とはいえ,まだ年間1700万円。

そして,

2018年2月 100㎎瓶 28万円に,

2018年11月 100㎎瓶 17万円にとどんどん下げられています。

当初からすれば薬23%にまで安くなりました。

それでも,年間になおすと約780万円ほど,とまだまだ高いです。

しかし,今後ますます安くなっていき,この夢のがん治療薬が多くの人に使えるようになってもらいたいですね。

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