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サマータイム2020年導入断念?もし導入されていたら?

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オリンピックの大会組織委員会森喜朗会長の思いつきで導入の検討を依頼された総理が、森喜朗氏を立てる形でしばらく自民党の研究会に討議させた結果、無理だと断念した模様です。

自民党の遠藤利明・東京五輪実施本部長が記者団に報告しました。

初会合の日に、断念へ向けて動き出したという妙な形ですね。

まだ、オリンピックの開かれる2020年度の導入が見送られる方向ということで正式な断念ではありませんが、日本の一億人くらいが胸をなでおろしているのではないかと思います。

しかし、遠藤氏は気持ちとしては導入したい考えとのこと。

一体裏で、どんな権益が動き、誰が笑うのでしょうか。

総務大臣政務官は,必要なし!と言い切っています。

そもそも、森喜朗会長が、なぜサマータイム導入を?

欧州連合でも廃止の方向に動いているサマータイム。

そもそもなぜ、森会長はこんなに大反対されるサマータームの導入を要望したのでしょうか?

それは,オリンピック時の暑さ対策です。

時間を1〜2時間早めることで、競技を早く始めれば、それほど暑くならなくて済む、という考えからですね。

 

でも変な話です。

競技開始の時間を速めればいいだけの話なのに,さらに「東京」オリンピックの話なのに,日本国全体の時計をなぜ早めないといけないのでしょうか?

そもそも、サマータイムを暑さ対策として行うことにはどんな意味があるのでしょう。

 

私はかつて、南半球で過ごしたことがありますが、高緯度地方だったのでサマータイムがありました。

しかしそれは暑さ対策ではなく、日照時間を伸ばそう、すなわち、

5時だ!仕事終わり!さあー遊びに行こうぜ!海!ゴルフ!!

・・・といっても、サマータイム中の5時は、通常の4時という訳で、5時以降に一遊びできる時間ができるのです。

日照時間を有意義に過ごそうとするわけですね。

暑さ対策ではありません。

 

しかーし、今年の夏で日本国民は思い知ったと思いますが、朝の6時時点で既に暑い。とても涼しいうちに散歩に行こうなんて気にもならない日が続いたじゃないですか。

そういうときに2時間はやめたからといって,暑さ対策になどほとんどなりません。

 

みんなわかっているのです。

デメリットだけがのしかかる・・・

というような訳で、たくさんの人が反対していたんですよね。

では,どんなデメリットが・・・?

導入すると何が問題?

9月2日には、情報法制研究所から意見が飛び交いました。

すなわち,導入するには,コンピューターのシステム改修が必要になり,それに4年はかかる。だから、2020年実施は無理!と意見が出されています。

時間の問題だけでなく,複雑に絡み合ったネットワークの,ほんの一部の回収に漏れがあった場合,かなりの大事故も予想されるそうです。

単に,システムの時計を2時間はやめればいいじゃん,というわけではないんですね。

 

また,本来イノベーションに使われなければならない人材を改修のために使う

そこにも,大きな無駄が出るといいます。

 

無理,ムダ,無意味の3拍子揃った短絡的な考えです。

だれかがいっていましたが,

議員的には,まったく票にならない

国民的には,大変な苦労を背負い込まされる。

経済界的には,大量の金を無駄にする。

サマータイムの導入とはそういうものなのです。

サマータイム,導入していたらどうなった?

もし,本当に導入することになったらどうなるのでしょう。

健康面からの問題

サマータイムを経験したものからいうと、あれは夜中に1時間時計を早めるので、1時間早く起きなければならない。

だからしばらくの間は、出勤時眠くてたまりませんでした。

しばらくするとなれますが、体内時計的にあまりいいとはいえません。

 

ロシアなど、これまでサマータイムを導入したことがある国では、切り替え時期の救急搬送や死亡が急増しているそうです。

そういうデータがちゃんとあるんですね。

国全体で時間を早めるのだから当然といえば当然ですね。

 

日本の議員や官僚たちは,何かを決めるとき,そういうデータをちゃんと使わない傾向があります。思いでつくってしまうんですね。

仕事のブラック化の加速

しかし、最も恐ろしいのは、仕事の超ブラック化でしょうか。

 

終業時間にはまだ太陽が高いわけです。残業が増えることは必至ですね。

日が暮れるまで,暮れてからも働く日本人。

日が高いうちに家に帰るなんて,なんて罪深い・・・

 

実際に、過日本では1948年から1952年までサマータイムが実施されたことがあるんです。

しかし、1952年以降廃止。

理由は残業の増加です。

まとめ

サマータイムが導入されてしまうと、システムの改修、健康問題、残業の増加など、何がいいのかわからないことが多発します。

メリットはあっても(あるのか?)、簡単にそれをデメリットの方が乗り越えてしまいます。

今回のニュースは、あくまでのオリンピックに合わせて実施することは断念へ向けて動こうというだけであって、議論自体は進むのだそうです。

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