スシローで行われた「ペレペロ」行為は,迷惑なものでしたが,迷惑とかいたずらにとどまらず,刑事,民事で法的措置が取られることになっています。
実際に迷惑行為をした人はもちろん悪いのですが,その犯罪行為を止めずに撮影して拡散した撮影者は,同じく罪が重いのではないでしょうか。
くら寿司バイトテロ2019年の場合
2019年に大炎上したくら寿司でのバイトテロのことは覚えていますか?
ごみばこに一度すてた魚をまな板に戻してさばいた様子を見えた動画です。
高校生や専門学校生のバイトテロで,迷惑がかかったのはくら寿司の方でしたが,1000件以上もの抗議電話に大変な手間をさかされましたね。
あのときは,実際に迷惑行為をした人だけでなく,撮影者も,そして動画を拡散させた人もいっしょに書類送検されているんです。
動画に写っていたアルバイトの19歳少年は,偽計業務妨害幇助の容疑で,
撮影者と拡散者の高校生二人を偽計業務妨害容疑でした。
ここからわかることは,写っている人は「幇助」であって,撮影した人や拡散した人のほうが容疑が大きいということです。
撮影した人,拡散した人の方が容疑が大きいのか?
この前例から見て,今回のスシローの迷惑動画の件は,実際に行為を行った高校生は「幇助」であって,本人よりも,撮影していた人や拡散した人の方が重い容疑を課せられる可能性があるんですよね。
実際,拡散していなければ,闇に葬られていたいたずらだったわけです。
今回は,インスタストーリーに投稿するために撮っているので,もともと拡散(フォロワー感ではあるが)するために撮っており,行為をした本人は同意だったとはいえ,やはり,自分は顔も見せずに友達の犯罪行為を世の中に晒した行為は重いと思います。
また,あまり考えたくはないのですが,「いじめによって,わざと犯罪行為をさせられ,それを動画に取られた拡散される」ということも起こり得るかもしれません。
バカッターは世の中にいっぱいいるし,現にこの事件の後,湧くように迷惑動画を拡散する人たちがぞろぞろ出てきています。
これらの人たちの中に,いじめとして行う人達がいないともかぎりません。
そう考えると,撮影者や拡散者の方が容疑が重いというのは納得できることでもありますね。
さいごまでよんでいただいてありがとうございました。
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