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やけどにラップまいて治る?母親が見たネットの記事とは?

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大火傷にラップ。そして放置

大やけどをした3歳の長女に,はだかの上にラップを巻いて放置したとして,神奈川県警は,3月5日,母親と交際相手の男を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。

やけどは,背中から腰にかけて3か月以上の重症。

それにもかかわらず,ラップをまかれた状態で9時間も置き去りにされていました。

シャワーを浴びるときに間違えて熱湯をかけてしまったとのことで,ネットで調べたらラップをまけばいいと書いてあったとのことでした。

5歳の長男が助けを求めに行かなかったらこの長女はどうなっていたかと思うと胸がはりさけそうです。

5歳の長男のけなげな行動にも不憫でなりません。

母親が見たネットの記事とは?

そもそも、火傷にラップを巻いて治るのでしょうか?

母親が見たネットの記事とはどのようなものなのでしょうか?

おそらく、母親が見たのはこの記事ではないかと思います。

徳島県医師会WEBサイトの「ラップ療法」らという記事です。

ここを見る限り、たしかに有効であるようです。

これは医者の方の記事で、信ぴょう性は高いと言えます。

次のように書かれています。

「やけどに対しての「ラップ療法」は、やけどの程度を的確に判断すればかなり有効な治療法であると考えています。」

母親は、このような記事を見て、「火傷したらラップ巻けばいいんだ」と思って長女にラップを巻き、自身はパチンコに行って9時間近くも放置してしまったのでしょうか。

しかし、記事にはその後があります。

「やけどの重症度は、受傷面積と深さから判断します。

受傷面積が約10%以上(片腕全体ぐらい)のもの、顔(特に気道熱傷の恐れがあるとき)のやけどは、救急で総合病院を受診してください。重症熱傷は命にかかわります。」

片腕全体ぐらいのやけどは、救急で総合病院を受診しなければならないのです。

また、京都逓信病院の記事でもラップによる家庭での治療についての言及があります。

「白色ワセリンを塗った「ラップ」か市販の「創傷被覆材」で患部を覆う。

ラップの場合には、過剰の浸出液を吸収する目的でその上をタオルかガーゼで覆う。

包帯を巻く。

直径2cm以上の水疱は除去した方が良い。

最低1日1回は必ず交換し、傷周囲の皮膚の汚れを落とす(アセモ予防)。」

ここでも、ただラップで覆っておけば良いというようなことは書かれていません。

 

白色ワセリンを塗ったラップで、

タオルかガーゼで覆い、

包帯を巻く

そして1日一回は必ず交換

 

というように、相応の目と手がいるのです。

決して放置してはいけないのです。

母親は、ラップさえ巻けば大丈夫だと思って、ここまで調べなかったのでしょうか。

放置した母親の心理とは

母親はなぜ放置してしまったのでしょうか。

それは、怖さからの逃避ではなかったでしょうか。

 

過失から火傷を合わせてしまった。

どうしていいかわからない。

病院に連れていけばいいのか。

見ただけでは、大火傷かどうかわからない。

ネットを調べたら、ラップで治るという文言が目に入った。

巻いておけばいいに違いない。

後のことは考えたくない・・・

 

まだ若い22歳のこの母親には5歳の長男がいます。

17歳で生まれた子どもです。

子育てができるほど大人として成熟する前に、子どもを生んでしまい、子育てを始めてしまった。

母親を非難することは簡単ですが、今後、そんな母親がうまく子育てできるような支援や介入ができるような、制度が整備されることを願っています。

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