「えっ、のぞみって自由席がないの?」
この3連休、駅でそうおどろいた人がたくさんいます。
10月10日から12日までの3連休、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は全部が指定席なんです(JR東海・JR西日本の発表)。
自由席の切符を買ってホームに並んでも、のぞみには座れません。

じつは2026年度の下期(10月から3月)は、お盆や年末年始だけでなく、3連休ものぞみが全席指定です。
次は11月21日からの3連休です。
知らずに自由席特急券を買うと、デッキで立ったまま帰ることになりかねません。
この記事では、のぞみ全席指定の期間と、自由席特急券で乗ってしまったときにどうなるかを、JR東海・JR西日本の発表と案内からやさしくまとめました。
この記事のポイントは以下の4点です。
- のぞみ全席指定は2026年度、8つの期間。下期は3連休も対象で、次は11月21日~23日
- ひかり・こだま・みずほ・さくら・つばめには、ふだんどおり自由席がある
- 自由席特急券ではのぞみに座れない。乗れるのはデッキなどに立つときだけ
- 指定席はスマートEXなどで最大1年前から予約できる(一部の席)
のぞみ全席指定の期間はいつ?2026年は3連休も対象に
- のぞみ全席指定の期間2026、次は11月21日から
- のぞみ全席指定はいつから?2023年の年末年始から始まった
- のぞみ全席指定はなぜ?3連休の利用が増えたから
- のぞみ全席指定でも、ひかり・こだまには自由席がある
のぞみ全席指定の期間2026、次は11月21日から

2026年度に、のぞみが全席指定になる期間は8つあります(JR東海・JR西日本の発表)。
| 連休 | のぞみが全席指定の期間 |
|---|---|
| ゴールデンウィーク | 2026年4月24日(金)~5月6日(水・振休) |
| お盆 | 2026年8月7日(金)~8月16日(日) |
| シルバーウィーク | 2026年9月18日(金)~9月23日(水・祝) |
| スポーツの日 | 2026年10月10日(土)~10月12日(月・祝) |
| 勤労感謝の日 | 2026年11月21日(土)~11月23日(月・祝) |
| 年末年始 | 2026年12月25日(金)~2027年1月5日(火) |
| 成人の日 | 2027年1月9日(土)~1月11日(月・祝) |
| 春分の日 | 2027年3月20日(土)~3月22日(月・振休) |
今の3連休が終わると、次は11月21日(土)から23日(月・祝)までです。
3連休が対象になるのは、10月からの下期だけです。
4月から9月の上期は、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークの3つだけでした。
そのあと年末年始の12月25日から1月5日までと、1月9日からの3連休が続きます。
年末年始から成人の日の3連休までは、間が3日しかありません。
1月の帰りや旅行の予定がある人は、気をつけてくださいね。

駅の発車案内では、のぞみの横に「全車指定席」や「全席指定席」と出ます。
駅によって表示の言葉はちがいますが、どちらも同じ意味です。

のぞみ全席指定はいつから?2023年の年末年始から始まった
のぞみの全席指定は、2023年の年末年始から始まりました。
発表は2023年9月13日です(Impress Watch)。
最初は、2023年12月28日から2024年1月4日まででした。

そのころは、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の3つの大きな連休が対象でした(Impress Watch)。
2026年度は、1月にゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始の4つが決まりました(共同通信)。
そして2026年5月21日に、下期の3連休も加わったわけです(JR東海・JR西日本の発表)。
「お盆と正月だけでしょ」と思っていると、うっかりしてしまいます。
のぞみ全席指定はなぜ?3連休の利用が増えたから
なぜ全席指定にするのかというと、混む日でも、なるべく多くの人が予約して座れるようにするためです(JR東海・JR西日本の発表)。
大きな連休は、指定席がすぐ埋まってしまいます。
始発の駅でないと座れなかったり、自由席を待つ人の長い列ができたりしていました(Impress Watch)。
乗り降りに時間がかかって、列車が遅れることもあったんです。
全席指定にすると、のぞみの指定席は1列車あたり約2割増えます(Impress Watch)。
3連休まで広げたのは、3連休に新幹線を使う人が最近増えているからです(共同通信)。
混雑をやわらげるのがねらいだと説明されています。
この3連休も、初日の朝から東京駅の乗り換え改札口はとても混んでいました。

のぞみ全席指定でも、ひかり・こだまには自由席がある
全席指定になるのは、東京から博多までを走る、すべての「のぞみ」です(JR東海・JR西日本の発表)。
ふだんののぞみは、1号車と2号車が自由席です。
この2両が、期間中は指定席に変わります。

いっぽうで、ひかり、こだま、みずほ、さくら、つばめには、ふだんどおり自由席があります(JR東海・JR西日本の発表)。
自由席特急券しかないときは、ひかりかこだまの自由席に乗る、という手があるんです。
ただし、ひかりやこだまは本数が少なめです。
のぞみが止まらない駅へ行く人も乗るので、毎年とても混みます(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。
そのため、のぞみが止まる駅どうしの移動なら、のぞみの指定席を取ってほしいとJR東海も呼びかけています。
Xには、こんな声がありました(RUSIMETAL44さんのXの投稿)。
自由席を買って、のぞみの1号車に座った。
全席指定だと気づいて、ひかりに移った。
でも、ひかりの自由席は満席だった、というものです。
自由席に座れるかどうかは、その日の混み具合しだいなんですね。
のぞみ全席指定に自由席特急券で乗ってしまったら?立ち乗りと定期券
- のぞみ全席指定に自由席特急券で乗ってしまったら?座らずデッキへ
- のぞみ全席指定の立ち乗りは?通路へ案内されることもある
- のぞみ全席指定で乗り遅れたら?後ののぞみのデッキか、ひかり・こだまの自由席へ
- のぞみ全席指定と定期券(FREX)は?当日に座席指定券を買う
- のぞみ全席指定で座るには?指定席は1年前から予約できる
のぞみ全席指定に自由席特急券で乗ってしまったら?座らずデッキへ

自由席特急券でのぞみに乗ってしまっても、すぐに降りなくて大丈夫です。
普通車のデッキなどにいるときに限り、のぞみに乗れる決まりなんです(JR東海・JR西日本の発表)。
でも、空いている指定席に座ってはいけません。
指定席に座るなら、指定席特急料金が必要です。
座りたいときは、主な駅の窓口などで指定席に変えてもらいます(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。
ただし、きっぷの種類によっては変えられないこともあります。

早めに気づいたら、乗る前に窓口で相談するのが安心ですね。
のぞみ全席指定の立ち乗りは?通路へ案内されることもある
立って乗る場所は、基本はデッキです。
ただ、混み具合によっては、客室の中の通路へ案内されることもあります(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。
そのときは、指定席に座っている人のじゃまにならないよう気をつけます。

もうひとつ、知っておきたいことがあります。
ひかりやこだまの自由席が混むことがあります。
そのとき、駅の係員が自由席特急券の人を、のぞみのデッキへ案内することがあるんです(JR東海・JR西日本の発表)。
並んでいたのとは別の号車へ案内されたり、ホームで待つよう言われたりすることもあります。
Xには、のぞみが全席指定なので、ひかりのデッキが立って乗る人でぎゅうぎゅうだったという声もありました(nittanittanさんのXの投稿)。

のぞみ全席指定で乗り遅れたら?後ののぞみのデッキか、ひかり・こだまの自由席へ
指定席を予約したのぞみに乗り遅れても、あわてなくて大丈夫です。
持っている特急券で、後ののぞみのデッキなどに立って乗れます(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。
その日のうちなら、後から来るひかりやこだまの自由席にも座れます。
後ののぞみに座りたいなら、指定席特急券をもう一度買わなければいけません。
後ののぞみの空いている席に、そのまま座ってはいけないんです。

Xには、こんな投稿もありました(kamochi777さんのXの投稿)。
名古屋まで空いているはずのとなりの席に、乗り遅れたという人が座っていた、というものです。
その席は、名古屋から乗ってくる人が予約している席です。
全席指定の日は、空いて見える席も、どこかの駅から乗る人の席なんですね。
乗り遅れたら、後ののぞみのデッキか、ひかりやこだまの自由席へ回りましょう。
のぞみ全席指定と定期券(FREX)は?当日に座席指定券を買う
新幹線の定期券の「FREX(フレックス)」と「FREXパル」でも、期間中はのぞみに座れません(JR東海・JR西日本の発表)。
自由席特急券と同じあつかいで、のぞみではデッキなどに立つことになります。

座りたいときは、乗る日に「フレックス専用EX座席指定券」を買います(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。
これで、のぞみの普通車の指定席に座れます。
3連休に新幹線で通勤する人は、出かける前に買っておくと安心です。
のぞみ全席指定で座るには?指定席は1年前から予約できる
のぞみに座るいちばんの方法は、早めに指定席を予約することです。
「エクスプレス予約」と「スマートEX」なら、最大1年前から指定席を予約できます(JR東海・JR西日本の発表)。
ただし、1年前から予約できるのは一部の席や商品だけです。
エクスプレス予約は年会費1,100円(税込)、スマートEXは年会費が無料です。
駅で買う指定席特急券は、乗る日の1か月前の朝10時から売り出されます(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。

指定席の料金は、時期によって変わります。
混む時期の「繁忙期」は通常期より200円高く、いちばん混む「最繁忙期」は400円高くなります(JR東海の2023年の発表)。
すいている「閑散期」は、通常期より200円安くなります。
のぞみが満席のときは、時間や日をずらすようJR東海も案内しています(JR東海「のぞみ全席指定席のご案内」)。
帰る日を1日ずらせるなら、席も取りやすく、料金も安くなることがあります。
まとめ
まずは、のぞみ全席指定の期間のおさらいです。
のぞみ全席指定の期間2026は8つあり、次は11月21日から23日の3連休です。
のぞみ全席指定はいつから、というと2023年の年末年始から始まりました。
のぞみ全席指定はなぜ、というと、3連休に新幹線を使う人が増え、混雑をやわらげるためです。
のぞみ全席指定でも、ひかり・こだまには自由席があります。
次に、自由席特急券や定期券で乗るときのことです。
のぞみ全席指定に自由席特急券で乗ってしまったら、座らずにデッキなどに立ちます。
のぞみ全席指定の立ち乗りは、混み具合によって通路へ案内されることもあります。
のぞみ全席指定で乗り遅れたら、後ののぞみのデッキか、その日のうちのひかり・こだまの自由席へ回ります。
のぞみ全席指定と定期券(FREX)は、乗る日にフレックス専用EX座席指定券を買えば座れます。
のぞみ全席指定で座るには、エクスプレス予約やスマートEXで、指定席を早めに予約しておきましょう。


