「うちの洗濯機、リコールの対象かも?」
パナソニックが2026年10月15日、ドラム式洗濯乾燥機のリコールを発表しました(パナソニックの発表)。

理由は、洗剤の自動投入のところから洗剤がもれて、発煙や発火につながるおそれがあるからです。
日本向けだけで約62万台、台湾向けを合わせると約64万台にのぼります。
Xでも、リコールの対象だったという投稿が次々に上がっています(mugi029mwamさんのXの投稿)。
答えから言うと、対象かどうかは、扉の内側の二次元コードをスマホで読めばすぐわかります。
対象だったら、部品が届くまでは洗剤の自動投入を止めて、手で入れて使います。
この記事では、対象品番の一覧と確かめ方、申し込みの流れ、自動投入を止めたあとの洗い方を、パナソニックの発表からまとめました。
この記事のポイントは以下の4点です。
- 対象は2021年8月から2024年8月に作られた、日本向けのLXシリーズなど18品番
- 対象かどうかは、扉の内側の二次元コードか、品番のラベルで確かめられる
- 申し込むと、対策したタンク3個が届き、あとで点検の人が家に来る。お金はかからない
- 部品が届くまでは、自動投入を止めて洗剤と柔軟剤を手で入れる
パナソニック洗濯機リコールの対象品番一覧と確認方法
- パナソニック洗濯機リコールの対象品番(型番)一覧は?18品番の表
- 対象かの確認方法は?扉の内側の二次元コードを読むだけ
- 品番ラベルが見つからないときは?本体の右側の下と保証書
- 一覧にない機種は対象外?NA-LX125AやDの機種
- なぜ発火する?自動投入タンクから洗剤がもれる仕組み
パナソニック洗濯機リコールの対象品番(型番)一覧は?18品番の表

日本向けで対象になるのは、次の18品番です(パナソニックの発表)。
| 発売 | 品番 | 作られた時期 | 台数 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | NA-LX127AL、NA-LX127AR、NA-LX129AL、NA-LX129AR、NA-SLX12AL、NA-SLX12AR | 2021年8月〜2022年9月 | 199,627台 |
| 2022年 | NA-LX127BL、NA-LX127BR、NA-LX129BL、NA-LX129BR、NA-SLX12BL、NA-SLX12BR | 2022年7月〜2023年9月 | 185,257台 |
| 2023年 | NA-LX125CL、NA-LX125CR、NA-LX127CL、NA-LX127CR、NA-LX129CL、NA-LX129CR | 2023年8月〜2024年8月 | 237,643台 |
日本向けは合わせて622,527台です。
品番の最後のLは扉が左開き、Rは右開きという意味です(パナソニックのお知らせ)。
L、Rの前のアルファベットが「A」「B」「C」のどれかで、表にある組み合わせなら対象です。
ほかに台湾向けの3品番、18,144台も対象になっています。
「2022年に買ったけど、どう?」という人もいますよね。
2022年発売のモデルは、品番がBで終わる6つです。
NA-LX127B、NA-LX129B、NA-SLX12Bの左開きと右開きで、どれも対象です。
ただ、買った年と発売の年はずれることがあるので、最後は品番で確かめてください。
検索では、ハイフンを抜いて「NALX127」のように打つ人もいますが、品番の書き方は「NA-LX127」です。

対象かの確認方法は?扉の内側の二次元コードを読むだけ
いちばん早いのは、正面の扉の内側の上にある二次元コードを、スマホで読む方法です(パナソニックのお知らせ)。
品番と製造番号は自動で読み取られるので、自分で打ちこむ必要はありません。
対象の製品なら、そのまま申し込みのページに切り替わります。

読んでみると、結果はこんなふうに出ます。

対象でないときは、「リコール対象ではありません」と出ます。

品番ラベルが見つからないときは?本体の右側の下と保証書
二次元コードが読めないときは、品番を目で見て確かめます。
品番が書いてあるのは、扉の内側の上と、本体の右側の下のラベルです(パナソニックの発表)。
左から10桁の品番を、上の表とくらべてください。

洗濯機を壁にぴったりつけて置いていると、横のラベルは見づらいですよね。
そんなときは、保証書の封筒の表を見てみましょう(パナソニックのお知らせ)。
品番と製造番号が書いてあります。
一覧にない機種は対象外?NA-LX125AやDの機種
表にない品番は、今回のリコールには入っていません。
たとえば、NA-LX125Aは、今回の一覧にありません。
LX125で対象になるのは、2023年発売のNA-LX125CLとNA-LX125CRだけです。

また、L、Rの前がDやEなど、表にないアルファベットの機種も、今回の一覧には入っていません。
ひとつ、まぎらわしいお知らせがあります。
2021年11月に、NA-LX125AとNA-SLX12Aの一部で、「わたし流コース」の設定が覚えられないという、別の不具合のお知らせが出ていました(パナソニックの2021年のお知らせ)。
これはソフトの不具合で、窓口も今回とはちがいます。
今回の発火のおそれの話とは、別のものです。
ただし、NA-SLX12Aは今回のリコールの対象にも入っています(パナソニックの発表)。
2021年のお知らせで点検を受けた人も、今回あらためて申し込みましょう。
なぜ発火する?自動投入タンクから洗剤がもれる仕組み
もとは、洗剤を自動で入れるタンクの作りの不備です(パナソニックの発表)。
流れは、次の3つです。
1つ目に、タンクのつなぎ目から、洗剤や柔軟剤が洗濯槽の外にもれます。
2つ目に、もれた洗剤が本体の中を伝って、うしろや横の下にある電線(リード線)につきます。
3つ目に、電線の表面が少しずつ傷んで、ショートがおき、下のプラスチックの部品に火が移ります。

発煙や発火の事故は、日本で6件、台湾で1件おきています。
どれも、けがをした人はいませんでした。
その中には、2024年4月の埼玉県の火事で、建物が1棟全焼し、まわりの5棟と車2台にも燃え広がったものも入っています。
この火事は、そのときは原因がわかりませんでした。
原因がわかったのは、2026年4月と5月の事故の品を調べてからです。
もれた洗剤のあとと、焦げた電線の場所が同じだったことから、わかりました。
パナソニック洗濯機リコールの申し込みと、自動投入を使わない洗い方
- パナソニック洗濯機リコールの申し込み方法は?3つの窓口と受付時間
- 交換用のタンクはいつ届く?届いてからの流れ
- パナソニックの手動投入のやり方は?自動投入を使わない洗い方
- パナソニックからのリコールのメールは本物?
パナソニック洗濯機リコールの申し込み方法は?3つの窓口と受付時間

申し込みの方法は3つあります(パナソニックのお知らせ)。
| 方法 | やり方 |
|---|---|
| 二次元コード | 扉の内側の二次元コードをスマホで読む |
| インターネット | パナソニックのお知らせのページの「お申し込みはこちら」から |
| 電話 | パナソニックドラム式洗濯乾燥機市場対策室 0120-878-303(無料) |
電話の受付は、2026年12月27日までは毎日、9時から18時です。
2027年1月4日からは、土日祝日と会社の休日が休みになります。
申し込みが終わると、こんな画面が出ます。

お金はかかりません。
タンクを送るのも、点検や修理も無償です。
交換用のタンクはいつ届く?届いてからの流れ
申し込むと、まず対策した自動投入タンクが3個届きます(パナソニックの発表)。
申し込んだ人の画面には、発送は「約2〜3週間で順次」と出ていました。

届いてからの流れは、次のとおりです(パナソニックのお知らせ)。
| 順番 | すること |
|---|---|
| 1 | 届いたタンクに、自分で入れ替える |
| 2 | 古いタンクは、いっしょに入っている着払いの伝票で送り返す |
| 3 | 入れ替えたあとは、自動投入をまた使ってよい |
| 4 | 後日、点検の人が家に来て、パッキンを替え、燃えないシート(不燃シート)を取りつける。電線に洗剤がついていないかも見る |
| 5 | 電線に洗剤がついていたら、別の修理の人がもう一度来て、電線を替える |

新しいタンクに替えれば、点検の前でも自動投入は使えます。
手で入れる設定にしていた人は、設定を自動投入に戻します。
戻し方は、パナソニックのお知らせのページの「自動投入を再開する方法」にある「自動投入設定手順」で確かめられます(パナソニックのお知らせ)。
点検に来る日は、新しいタンクがパナソニックから送られたあとに、相談があります。
パナソニックの手動投入のやり方は?自動投入を使わない洗い方
新しいタンクが届くまでは、自動投入を止めて、タンクを空にするか外して、手で洗剤を入れて使います(パナソニックの発表)。
止め方は機種によってちがうので、パナソニックが機種ごとの動画を出しています。
| 動画 | 当てはまる機種 |
|---|---|
| カラー液晶タッチパネルの機種 | NA-LX129A・B・C |
| ボタン操作の機種(おしゃれ着洗剤) | NA-LX127A・B、NA-SLX12A・B |
| ボタン操作の機種(選べるタンク) | NA-LX125C、NA-LX127C |
| 自動投入タンクの取り外し方 | どの機種も |
| 手動投入での洗濯の仕方 | どの機種も |

自動投入に慣れていると、困るのが柔軟剤ですよね。
Xにも「柔軟剤のタイミング、いつやねん」という投稿がありました(akinkolifeさんのXの投稿)。
手で入れるやり方は、最後の「手動投入での洗濯の仕方」の動画で確かめられます。
タンクの中に洗剤が残ったままだと、もれる心配が残ります。
タンクは空にするか、外しておきましょう。
パナソニックからのリコールのメールは本物?
CLUB Panasonicに製品を登録している人には、パナソニックから本当にお知らせのメールが届いています。
Xには、CLUB Panasonic事務局からのメールを写した投稿がありました(niwaka_audioさんのXの投稿)。

メールには、商品の登録をもとに、対象製品を登録している人全員に送っていると書かれています。
すでに申し込んだ人にも届くことがあり、そのときはもう一度申し込まなくてよい、とも書かれています。
パナソニックも、取引先の会社が持っているお客さんの情報をもとに、パナソニックから連絡することがある、としています(パナソニックのお知らせ)。

それでもメールが本物か迷うときは、メールのリンクを使わなくても申し込めます。
洗濯機の二次元コードを読むか、パナソニックのお知らせのページから申し込めば安心です。
電話なら、0120-878-303です。
まとめ
まずは、パナソニック洗濯機リコールの対象品番(型番)一覧と確認方法のおさらいです。
対象品番の一覧は、2021年から2023年に発売されたLX127、LX129、SLX12、LX125Cなどの18品番で、2022年発売のBの機種も入っています。
対象かの確認方法は、扉の内側の二次元コードを読むのがいちばん早いです。
品番ラベルが見つからないときは、本体の右側の下と保証書を見ます。
一覧にない機種は、今回のリコールの対象外で、NA-LX125AやL、Rの前がDの機種も入っていません。
なぜ発火するかというと、自動投入タンクからもれた洗剤が電線について、ショートするおそれがあるからです。
次に、申し込みと自動投入を使わない洗い方です。
申し込み方法は、二次元コード、インターネット、電話の3つで、お金はかかりません。
交換用のタンクは、申し込んだ人の画面では2〜3週間ほどで発送と案内されていて、あとで点検の人が家に来ます。
届くまでは、パナソニックの手動投入のやり方の動画を見て、自動投入を使わずに手で洗剤を入れて洗います。
パナソニックからのリコールのメールは、登録している人に届いている本物もあり、迷ったら二次元コードかお知らせのページから申し込みましょう。
まずは今夜、扉を開けて、二次元コードを読んでみてくださいね。


