明治のアイス「スーパーカップ 抹茶」は、もう作られていません。
2026年2月に、製造が終わっていたんです(明治「明治 エッセル スーパーカップ 抹茶 200ml」)。
「最近スーパーで見ないと思ったら…」。
そんな声が、いまSNSにたくさん上がっています(オトナンサー「『スーパーカップ 抹茶』終売に『悲しい』『ショック』…人気なのになぜ?」)。
2002年から売られてきた、おなじみの味ですもんね。
「人気だったのに、なんで?」
「まだどこかで買えないの?」
そう思った人も多いはずです。
じつは、理由は「抹茶が足りなくなりそうだったから」なんです。
いま、抹茶は世界中で大人気です。
日本の緑茶の輸出額は、1年でおよそ2倍になりました。
この記事では、終売の理由と、抹茶が足りなくなりそうなわけを、国の数字でやさしく話します。
そのあと、まだ買えるのか、代わりになる抹茶アイス、また発売される見込みも見ていきますね。
アイス売り場で探しまわる前に、読んでみてください。
この記事のポイントは以下の4点です。
- スーパーカップ抹茶は2026年2月に製造終了
- 理由は、世界的な抹茶ブームで原料が足りなくなりそうだったから
- 緑茶の輸出額は1年で364億円から721億円へ、およそ2倍
- 明治の抹茶アイスはほかにもあり、再販の前例もある
スーパーカップ抹茶の終売はいつ、なぜ?理由は抹茶不足のおそれ
- スーパーカップ抹茶の終売はいつ?2026年2月に製造終了
- スーパーカップ抹茶の終売の理由は、抹茶原料が足りなくなるおそれ
- 抹茶不足はなぜ?海外で抹茶ブーム、輸出は1年で約2倍
- 抹茶不足はいつまで?原料のてん茶は約3.2倍に増えている
スーパーカップ抹茶の終売はいつ?2026年2月に製造終了

スーパーカップ抹茶の製造が終わったのは、2026年2月です。
明治の商品ページには「製造終了商品」と書かれています(明治「明治 エッセル スーパーカップ 抹茶 200ml」)。
Xでは「8月に製造終了」と書いた投稿も見かけます。
でも、明治の製造終了商品の一覧でも「2026年2月製造終了」です(明治「製造終了商品」)。
同じ一覧には「スーパーカップ カフェオレ&クッキー 200ml」ものっていて、こちらは2026年4月製造終了です。
じつは、2025年8月の時点でも「定番」でした。
このときの明治の発表では、定番の味は「超バニラ」「抹茶」「チョコクッキー」の3つでした(明治「スーパーカップ クッキーバニラ」2025年8月21日の発表)。
その抹茶が、半年ほどで作られなくなったわけです。
だから「急に消えた」と感じた人が多いんですね。

ちなみに、Googleで「スーパーカップ 抹茶」と入れると「着色料」という言葉も出てきます。
あのきれいな緑色が気になる人もいるんでしょうね。
商品ページの原材料を見ると、着色料は書かれていません(明治「明治 エッセル スーパーカップ 抹茶 200ml」)。
緑色のもとになりそうなのは「まっ茶」です。
1個200mlで、エネルギーは301kcalでした。
スーパーカップ抹茶の終売の理由は、抹茶原料が足りなくなるおそれ
では、なぜやめてしまったのでしょうか。
明治の広報部は、取材にこう答えています(オトナンサー「『スーパーカップ 抹茶』終売に『悲しい』『ショック』…人気なのになぜ?」)。
「抹茶原料の世界的な需要の高まりを受け、原料の供給が不足する可能性がありました」。
「そこで、商品の安定供給を重視した結果、終売を判断いたしました」。

つまり、理由は売れ行きではなく原料でした。
抹茶が足りなくなって、お店に並べ続けられなくなるおそれがあった、ということなんです。
スーパーカップは、全国のスーパーやコンビニに並ぶアイスです。
2022年9月には、200mlのカップだけで、売れた数が合わせて60億個をこえました(明治「スーパーカップ」発売30周年のリニューアルの発表)。
これだけたくさん作る商品だと、使う抹茶もかなりの量になりますよね。
明治は、切らさずに並べ続けることを大事にしました。
だから、抹茶味をやめると決めたわけです。
抹茶不足はなぜ?海外で抹茶ブーム、輸出は1年で約2倍
では、なぜ抹茶が足りなくなりそうなのでしょうか。
答えは、海外で抹茶がものすごく売れているからです。
農林水産省のまとめでは、2025年の緑茶の輸出額は721億円でした(農林水産省「茶をめぐる情勢」令和8年7月)。
その前の年は364億円です。
たった1年で、およそ2倍になったんですね。
もちろん、これまでで一番多い額です。

国は、健康を気にする人や、日本食が好きな人がふえたことなどで、抹茶を含む粉のお茶が売れていると説明しています。
2025年の緑茶の輸出額のうち、84%が抹茶などの粉のお茶でした。
国別で一番多いのはアメリカで、293億円です。
アメリカ向けは、87%が粉のお茶なんです。
しかも、2026年も勢いは止まっていません。
1月から5月の輸出額は402億円で、前の年の同じ時期を上回るペースです。
ちなみに国は、2025年の茶の輸出額の目標を312億円にしていました。
目標の2倍以上になったわけですから、どれだけ売れたかがわかりますね。
抹茶不足はいつまで?原料のてん茶は約3.2倍に増えている
「じゃあ、抹茶をもっと作ればいいのでは?」と思いますよね。
じつは、もう作る量はかなり増えているんです。
抹茶は、てん茶というお茶の葉を、石うすなどで細かい粉にしたものです(農林水産省「茶をめぐる情勢」令和8年7月)。
てん茶は、日の光をさえぎって育てた茶葉を、もまずに乾かして作ります。
ふつうの煎茶とは、作り方から違うんですね。

このてん茶の生産は、2025年に6,278トンでした。
2014年とくらべると、およそ3.2倍です。
それでも明治は、原料が足りなくなるおそれがあると見て、終売を決めました。
てん茶は、もともと値段の高いお茶です。
2025年産のてん茶は、1kgあたり平均8,562円でした。
ふつうの煎茶は1,746円なので、およそ4.9倍です。
お茶全体でも、2026年の一番茶は、前の年より鹿児島県で約2倍、静岡県で約7割高く取引されました。
抹茶不足がいつまで続くのか、国も明治も「いつまで」とは言っていません。
ただ、国は2030年に茶の輸出額を810億円にする目標を立てています。
海外で抹茶を売る流れは、まだ続きそうですね。
スーパーカップ抹茶はどこに売ってる?売ってないときの代わりと再販の可能性
- スーパーカップ抹茶はどこに売ってる?まだ店に残っている場合も
- スーパーカップ抹茶の代わりになる、明治の抹茶アイス
- スーパーカップ抹茶の再販はある?チョコミントとクッキーバニラの前例
- スーパーカップ抹茶のあとの定番は、ストロベリーチョコ
スーパーカップ抹茶はどこに売ってる?まだ店に残っている場合も

製造は終わっていますが、店にまだ残っていることはあります。
明治の商品ページにも「製造終了後も店頭に並んでいる場合もございます」と書かれています(明治「明治 エッセル スーパーカップ 抹茶 200ml」)。
ただ、どの店に残っているかは、明治にもわかりません。
取材には「現状の店頭在庫につきましては、当方では把握できかねます」と答えています(オトナンサー「『スーパーカップ 抹茶』終売に『悲しい』『ショック』…人気なのになぜ?」)。
見かけたら、ラッキーと思って手にとるくらいがいいですね。

「2月に作られたものって、もう古いんじゃない?」と心配になるかもしれません。
アイスは、-18度以下で保存していれば菌が増えません(明治「市販アイスクリームへ賞味期限を表示」2020年1月22日の発表)。
長く置いても、品質はほとんど変わらないそうです。
そのため、アイスは賞味期限を書かなくてもよいことになっています。
それでも明治は、スーパーカップから賞味期限を書くようにしました。
心配なら、カップに書かれた期限を見てみてくださいね。

スーパーカップ抹茶の代わりになる、明治の抹茶アイス
「どうしても抹茶アイスが食べたい」という人もいますよね。
明治の抹茶アイスが、全部なくなったわけではありません。
明治のアイスの商品一覧には、いまも抹茶の商品が4つ載っています(明治「アイス」商品一覧)。
10月8日に見たときは、どれにも「製造終了」の印はついていませんでした。
まずは「スーパーカップ ミニ 抹茶・チョコクッキー」です(明治「明治 エッセル スーパーカップ ミニ 抹茶・チョコクッキー」)。
80mlの小さいカップが、抹茶とチョコクッキーで3個ずつ入った箱です。
同じスーパーカップの抹茶を食べたい人は、まずこちらを探すといいですね。
ただ、このページには「店頭から無くなり次第、終売となります」という注意書きがあります。

もうひとつは、京都・宇治の老舗「辻利」の抹茶を使ったシリーズです。
「辻利 お濃い抹茶 チョコレート&クランチ」は、2025年4月に出た90mlのアイスバーです(明治「辻利 お濃い抹茶 チョコレート&クランチ」2025年の発表)。
売っているのはコンビニだけです。
お店の目安の値段は、216円(税込)です。
こちらの商品ページにも「店頭から無くなり次第、終売」と書かれています(明治「辻利 お濃い抹茶 チョコレート&クランチ」)。
40mlの小さなバーが箱に入った「辻利 お濃い抹茶<スティックマルチ>」もあります(明治「辻利 お濃い抹茶<スティックマルチ>40ml×6本」)。
こちらは7本入りから、6本入りに切り替わっています。
見つけたら早めに、と考えておくと安心ですね。
スーパーカップ抹茶の再販はある?チョコミントとクッキーバニラの前例
いちばん気になるのは「また発売されるの?」ですよね。
今のところ、明治から再販の発表はありません。
ただ、スーパーカップには、一度終わってから戻ってきた味がいくつもあるんです。
たとえば「チョコミント」です。
2022年7月に期間限定で売られました(明治「スーパーカップ チョコミント」2023年6月23日の発表)。
SNSで販売終了を知らせると、約1万件の反響がありました。
そして2023年7月に、また期間限定で戻ってきました。

「クッキーバニラ」は、2008年に初めて出てから、2025年8月までに11回も登場しています(明治「スーパーカップ クッキーバニラ」2025年8月21日の発表)。
2026年9月7日にも、半年ごとの定番として発売されました(明治「スーパーカップ クッキーバニラ」2026年8月31日の発表)。
明治は、取材に「再発売してほしいといったお声もいただき、心より感謝しております」と話しています(オトナンサー「『スーパーカップ 抹茶』終売に『悲しい』『ショック』…人気なのになぜ?」)。
ただ、抹茶の場合は、終わった理由が「原料が足りなくなるおそれ」です。
チョコミントのように声が多ければ戻る、という話とは少し違います。
抹茶の原料が落ち着くかどうかが、カギになりそうですね。
スーパーカップ抹茶のあとの定番は、ストロベリーチョコ
抹茶がぬけたあと、スーパーカップの定番は入れ替わっています。
2026年4月6日、「ストロベリーチョコ」が新しく定番に加わりました(明治「スーパーカップ ストロベリーチョコ」2026年3月30日の発表)。
定番は「超バニラ」「チョコクッキー」「ストロベリーチョコ」の3つです。
ここに、半年ごとの味と、季節ごとの期間限定の味をあわせて、5種類を売る形になりました。

ストロベリーチョコは、2023年11月の「懐かしのあの味カムバックプロジェクト」で票を集めた味です。
このときの投票は、全部で約11万票でした。
みんなの声で戻ってきた味が、抹茶のあとの定番になったわけですね。
抹茶ファンも、声を届け続ければ、いつか同じように戻ってくるかもしれません。
まとめ
まずは、スーパーカップ抹茶の終売はいつ、なぜ、のおさらいです。
スーパーカップ抹茶の終売はいつかというと、2026年2月に製造が終わりました。2025年8月の時点では、定番の3つの味のひとつでした。
スーパーカップ抹茶の終売の理由は、抹茶原料が足りなくなるおそれです。明治は、切らさずに並べ続けることを大事にしました。
抹茶不足はなぜかというと、海外で抹茶ブームが起きているからです。2025年の緑茶の輸出額は721億円で、前の年の364億円からおよそ2倍になりました。
抹茶不足はいつまでかは、国も明治も言っていません。原料のてん茶は2014年のおよそ3.2倍まで増えています。値段は煎茶のおよそ4.9倍です。
次に、スーパーカップ抹茶はどこに売ってるか、代わりと再販の可能性です。
スーパーカップ抹茶はどこに売ってるかというと、まだ店に残っている場合もありますが、どこにあるかは明治にもわかりません。
スーパーカップ抹茶の代わりには、明治の「スーパーカップ ミニ 抹茶・チョコクッキー」や「辻利 お濃い抹茶」のシリーズがあります。
スーパーカップ抹茶の再販の発表はまだありませんが、チョコミントやクッキーバニラのように、終わってから戻ってきた味はあります。
スーパーカップ抹茶のあとの定番は、ストロベリーチョコになりました。
冷凍ケースで緑のカップを見かけたら、今のうちに味わっておいてくださいね。


