念話ができずミグルド族の故郷を飛び出したロキシー
「無職転生第18話」では,ロキシーが主人公でした。
若い時に飛び出した生まれたミグルド族の故郷に帰るお話です。
ロキシーがなぜ故郷を飛び出したのかというと,故郷の人がみんなできる「念話」すなわちテレパシーでの会話がロキシーにはできなかったからです。
故郷の人たちがみんなできる「念話」での会話ができかったロキシーは,子どもの頃から疎外感を持っていました。
みんなが,自分を念話もできない特別な子と思っているんじゃないかと思っていたんですね。
そしてそのような自分を娘に持ったことで父、母を苦しめているんじゃないかと思ったんです。
それで,ロキシーは家をとび出してしまいました。
ロキシーにとってはよい思い出のない故郷ですが,お父さん,お母さんの気持が心の底から通じることで,ロキシーは号泣。
結果的に故郷への疎外感はうすれ,故郷に帰ったことはロキシーにとっても両親にとってもとてもよいことになりました。
この,ロキシーの顔が徐々に崩れて,最後はたまってたものが全部吐き出されたかのように号泣するシーンは,みていてじんときまいsた。
第18話のあらすじはこちらを御覧ください。
ロキシーは念話ができなかったのではなく・・・
ロキシーは,なぜ子供の頃から念話を使うことができなかったのでしょうか。
このことについては,いろいろと理由が取り沙汰されています。
例えば,ロキシーが村を出ていくための設定に過ぎず,大した理由はない,という見方もあります。
このことについて明確に語られている情報はありません。
しかし,ロキシーは,念話が使えないのではなく,念話を使うための能力がまだ育っていないだけなのではないかという考え方もあります。
たとえばこちら。
実際には,何も聞こえないのではなく「あの人達は念話を使っている」ということをパチパチとかカチカチなどという音で感じることはできるんです。
そして,実際にはいちどだけ ロキシーが念話を使うシーンがあるんです。
あとにも先にもたった1回だけ。
それは転移の迷宮の地下3階で死にかけた時に,念話でルーデウスに窮状を伝える時。これでロキシーは助かるのでした。
その後,ロキシーが念話を使った場面はないようで,生涯たった1度,それもルーデウスと再会するという大事な時に使った時だけ使えています。
ロキシーの念話能力は,できない,というのではなくここぞという時に花開く能力なのかもしれません。
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