岸里奈選手は2024年5月のパリオリンピック代表選考を兼ねたNHK杯で見事にパリオリンピック代表に内定しました。
パリオリンピックの代表選考を兼ねた体操のNHK杯は18日、女子の2日目の競技が行われ、宮田笙子選手が3連覇を果たしました。
NHKより
この結果、宮田選手や、2位の岸里奈選手、3位の岡村真選手、4位の中村遥香選手、それに団体総合での貢献が期待される牛奥小羽選手の5人がパリオリンピックの代表に内定しました。
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岸里奈選手は、2024年5月現在、クラーク記念国際高等学校の2年生です。
通信制高校でありながら、岸選手は毎日出席し、体操と学業の両立を図っています。この高校はどのような特徴があり、なぜ岸選手がこの学校を選んだのかについて詳しく探ります。
この記事では、岸里奈選手の高校やその選択理由、そして今後の進路について詳しく調査しました。
さらに、これまでの彼女の実績や、岸里奈選手を支え育ててきた家族についてもまとめています。
- 岸里奈選手は全日型通信制高校在学 その進学理由や卒業後の進路は?
- 岸里奈選手の高校時代の実績について
- 岸里奈選手の小中学校の学歴と実績
岸里奈選手は全日型通信制高校在学 その進学理由や卒業後の進路は?
岸里奈選手は2023年4月にクラーク記念国際高等学校さいたまキャンパスに入学しました。
彼女は高校の女子体操部に所属しています。この学校は「全日型通信制」を採用しており、通信制ながら毎日通学することを前提としたシステムです。
岸里奈さんは、インタビューで以下のように述べています。
Q:体操競技に打ち込んでいる岸さんが、クラーク国際に入学した理由を教えてください。
岸里奈さん
クラーク記念国際高等学校
勉強と体操の両立ができると思ったからです。毎日学校に通っても、午後は体操に専念できる環境がとてもいいと思いました。高校の行事にも参加できるし、楽しい学校生活が送れるかなと思いました。
さいたまキャンパスでは、午前中は学年ごとの科目授業があり、午後は各自の興味に合わせて活動できるスタイルです。また、運動会や文化祭などの行事もあり、これが岸里奈選手がこの高校を選んだ理由の一つなのですね。
さいたまキャンパスには『総合進学専攻』と『インターナショナル専攻』があり、岸里奈選手の専攻は明らかにされていませんが、世界で活躍する彼女は『インターナショナル専攻』であるかもしれませんね。
岸里奈選手高校時代の実績について
岸里奈選手は2024年5月現在、高校2年生になったばかりですが、その活躍は目覚ましいものがあります。
- 2023年4月:「全日本体操競技個人総合選手権大会」で3位に入賞。
- 2023年5月:「NHK杯体操選手権」で宮田笙子に僅か0.100点差で2位に入賞。
- 2023年10月:「2023年世界体操競技選手権」団体予選で8位。
- 2024年4月:「全日本体操競技個人総合選手権大会」で予選7位から決勝で巻き返し3位に。
- 2023年5月:「NHK杯体操選手権」で2位。
- 2023年10月:「2023年世界体操競技選手権」団体予選で8位。
- 2024年4月:「全日本選手権」で優勝。
- 2024年5月:パリオリンピック代表選考を兼ねたNHK杯代表に内定
卒業後の進路
岸里奈選手の卒業後の進路についてはまだ明らかになっていませんが、大学進学の可能性が高いと考えられます。パリオリンピックで共に体操女子団体総合に出場する選手たちも大学で競技を続けています。
- 宮田笙子(順天堂大学)
- 深沢こころ(筑波大学)
- 芦川うらら(日本体育大学)
岸里奈選手も大学に進学する可能性が高いですね。
岸里奈選手の小中学校の学歴と実績
岸里奈選手の出身小学校は戸田市立戸田東小学校で、中学校は戸田市立新曽中学校です。
岸里奈選手は幼少期から真面目に体操に取り組み、小学校3年生の時には選手コースに入りました。彼女の小学校時代と中学校時代の実績を振り返ってみましょう。
小学校時代
岸里奈選手は戸田市スポーツセンターで体操を始め、以下の成果を収めました。
- 小学校5年生:2018年度「全日本ジュニア体操競技選手権大会」女子Cクラス個人総合優勝
- 小学校6年生:2019年度「全日本ジュニア体操競技選手権大会」女子Bクラス個人総合優勝
3年生で選手コースに入り、2年以内に優勝するまでに成長しました。
中学校時代
中学校に進学後、岸里奈選手は体操部に所属しました。中学校時代の主な実績は以下の通りです。
- 2022年度:「第53回全国中学校体操競技選手権大会」団体総合優勝
- 2022年:「戸田市一般功労表彰」を受賞
- 2022年:「埼玉県スポーツ賞 押田体育賞」を受賞
岸里奈選手の身長体重・プロフィールまとめ
岸里奈選手は小柄な体型ながらパワフルな技を持つことで知られています。そんな岸里奈選手のプロフィールはこちら。
プロフィール
- 名前: 岸里奈 (きしりな)
- 生年月日: 2007年9月23日
- 年齢: 16歳 (2024年5月時点)
- 出身地: 埼玉県
- 身長: 147.5cm
- 体重: 非公開
- 家族構成: 非公開
- 趣味: ドラマを見る、マンガを読む、料理
- 好きな音楽: ドラマの主題歌
- ゲン担ぎ: 麦茶を飲む
- 座右の銘: 信念を貫く
- 尊敬する人: 内村航平 (美しい体操と着地)
- 演技で見て欲しい所: ゆかのビッグタンブリング、空中姿勢の美しさ
- 所属: 戸田市スポーツセンター
身長について
岸里奈選手の身長は147.5cmで、これは小学校5年生の女子の平均身長とほぼ同じです。
しかし、体操選手の中ではこの身長は特に低いわけではありません。
例えば、宮田笙子選手は151cm、芦川うらら選手は142cmです。
体操競技では身長の低い選手が有利なこともあり、背の低い選手が残ってきたと言えるかもしれませんね。
体重について
彼女の体型は無駄な脂肪のない、鍛え上げられた筋肉質の体です。
岸里奈選手の体重は公開されていません。
一般的な標準体重で計算すると47.9kgですが、アスリートの体重を一般基準では推し量れませんね。
岸里奈選手の家族
岸里奈選手の家族構成についての詳細は公表されていません。ただし、彼女に体操を勧めたのは母親であることがわかっています。
幼少期から鉄棒で遊ぶのが好きだった岸里奈選手は、母親の勧めで幼児クラスの体操を始めたそうです。兄弟や姉妹が一緒に通っていた可能性もありますが、そのような情報は確認できませんでした。
また、父親についての情報もありませんが、家族全体で岸里奈選手の活動をサポートしていることがうかがえます。
岸里奈のコーチはだれ
岸里奈選手のトレーナーは誰ですか? そのコーチは菅原リサさんという埼玉県戸田市出身の元オリンピックメダリストです。
菅原リサさんは大学在学中に怪我を経験し、競技から退いた後にオーストラリアへ留学しコーチングのキャリアをスタートしました。
まとめ 岸里奈の高校と進学理由は?学歴やこれまでの実績など
記事の内容を以下のようにまとめました。
岸里奈は全日型通信制高校在学 その進学理由や卒業後の進路は?
岸里奈選手は、勉強と体操の両立ができる環境を求めて、クラーク記念国際高等学校さいたまキャンパスに進学しました。
通信制ながら毎日通学するシステムがあり、午後は体操に専念できることが選んだ理由です。
卒業後の進路についてはまだ明らかではありませんが、大学に進学する可能性が高いと考えられます。
高校時代の実績について
岸里奈選手の高校時代の実績は非常に優れています。
2023年4月に「全日本体操競技個人総合選手権大会」で3位に入賞し、2023年5月の「NHK杯体操選手権」では2位に輝きました。
また、2023年10月の「2023年世界体操競技選手権」団体予選で8位となり、2024年4月の「全日本選手権」で優勝しました。
2024年5月には、パリオリンピック代表選考を兼ねたNHK杯で代表に内定しています。
岸里奈の小中学校の学歴と実績
岸里奈選手は戸田市立戸田東小学校に通い、小学校3年生から体操の選手コースに入りました。
小学校5年生では「全日本ジュニア体操競技選手権大会」で女子Cクラス個人総合優勝、小学校6年生では同大会で女子Bクラス個人総合優勝を果たしています。
中学校は戸田市立新曽中学校で、体操部に所属し、2022年度「第53回全国中学校体操競技選手権大会」で団体総合優勝、同年に「戸田市一般功労表彰」と「埼玉県スポーツ賞 押田体育賞」を受賞しています。