作家の百田尚樹さんと有本香が立ち上げた日本保守党は、9月30日正午に党員登録を開始しました。
その結果、わずか2時間で1万人を超え、24時間後には3万人を超える党員が登録しました。
10月4日現在での党員数は4万2000人を超えています。
日本保守党は、旧ツイッターで30万のフォロワーを有していましたが、実際に党費を払って党員となる人はその1割にも届かないとおもわれていたのに、まさかの党員数となりました。
日本保守党の党員数は他党と比べて多いのか?
4日現在での党員数は4万2000人を超えています。この数は、日本維新の会の3万9914人や参政党の3万9530人を上回っています。ただし、自民党の112万2664人、公明党の45万人、共産党の26万人、国民民主党の7万6596人などはまだ上回っていません。
自民党や公明党などに迫るにはどれくらいの時間がかかると予想されるか?
現在、日本保守党の主要メンバーは百田尚樹さん、有本香さん、小坂英二さんの3名で、10月17日に正式な結党発表と「結党の集い」が予定されています。
日本保守党が自民党や公明党などに迫るためには、多くの要素があります。
政策の人気、選挙戦略、現在の政治状況、国民の意見などですね。
なので、具体的な時間を予測することは難しいです。一般的には新しい政党が既存の主要政党に迫るためには数年から数十年かかることが多いといわれているんです。
自民党と公明党は長年にわたり日本の政治を支配してきた経験と広範な支持基盤を持っていますよね。
これらの要素を考慮すると、日本保守党が自民党や公明党などに迫るためには時間と努力が必要となるでしょうね。
しかし、この党員の増え方はすごいので、比較的早く追い抜いてしまうかもしれませんね。見守っていきたいものですね。
日本保守党の党員数が増えた理由は?
日本保守党の党員数が短期間で4万人を超えた理由が気になりますよね。
いろいろと発信された情報を見てみると、次のようなことが出てきました。
カリスマ的なリーダー
日本保守党の主要メンバーである百田尚樹さんと有本香さんは、それぞれがベストセラー作家と著名なジャーナリストとして広く知られていますよね。
彼らの影響力と信頼性が、多くの人々を引きつけ、党員になる動機を提供した可能性は大いにあります。
デジタルの使い方がうまい
日本保守党は、党員登録から党費の決済までのすべてをオンラインで完了させることができるシステムを導入しています。
これはすごく大きい要素じゃないかと思います。
登録プロセスが簡単になり、多くの人々が迅速に党員になることが可能なので今後どんどんふえていくんじゃないでしょうか。
政策とビジョンがわかりやすい
日本保守党の政策やビジョンが、多くの人々にとって魅力的でわかりやすかったのではないでしょうか。
たとえば有本香氏は、LGBT法に関して、日本のナショナルアイデンティティを大事にしていこうという、そういう気持ちはないのだなとと述べています。
日本のアイデンティティをだいじにするのだとわかりやすいです。
経済については、有本氏は「日本を豊かに、強くしなくてはいけない。そういう政策を準備している。収入が上がらない、特に可処分所得が上がらないことに対して、策をポンポンと用意すれば不安が消えるか?というとそうじゃない」と述べています。
百田尚樹氏は「我々は数年で勝負しようと思っていない。私は67歳だが10年頑張れば、あとに続く者が現れるかもしれない。一気に変えられるなんて思っていない。私が生きている間には無理かもしれないが、今やらなければ5年先の日本はないだろうという思いだ」と述べています。
このような一言一言を、毎朝インターネットで配信していますので、考え方などがしっかり届いている人が多いのではないでしょうか。
SNSや、YouTubeなどの活用が精力的
日本保守党はSNSを効果的に活用しており、特にTwitterでは30万人以上のフォロワーを獲得しています。これにより、大勢の人々に対して情報を迅速に伝えることができ、党員登録への呼びかけも広範囲に行うことができました。
また、お二人共チャンネルを持っていてどちらも数十万の登録者がいますし、それぞれがライブ配信で考えを述べています。
とても精力的に、露出度を増やし、考えを述べています。
以上の要素が組み合わさることで、日本保守党は短期間で4万人以上の党員を集めることができたんじゃないかと思います。
「結党の集い」で行われる内容は?
10月17日に行われる日本保守党の「結党の集い」についての具体的な内容はまだ、公開されていません。
しかしこのイベントは日本保守党の結党を祝うものでり、主要メンバーによるスピーチやパーティーが行われるようです。
また、このイベントのチケットは発売開始からわずか1時間で完売したとの報告があります。
すごいですね。支持や期待の大きさが現れてますね。
具体的な内容やスケジュールについては、イベントが開催されるまで明らかにならないかもしれません。詳細な情報が公開され次第、お伝えしたいと思います。
議席獲得につなげるための具体的な戦略や計画は?
党員はどんどん増えていますが、実際に国政で力を示すには議席を獲得しないといけませんよね。
日本保守党は今後どのような政略や計画を持っているのでしょうか。
日本保守党の議席獲得に向けた具体的な戦略や計画については、まだ公式には詳細が公開されていませんが、これまでに報道された百田氏の行動や言動から予想することはできます。
長期戦略でいく
百田尚樹氏は、「現実的に我々が政権与党を取るのは無理だ。自民党には400人近い議員がいる。60年かけて作った、全国で選挙を勝ち抜く組織に勝てるはずがない」と述べ、日本保守党が政権を取ることは現実的には困難であると認識しています。
すごく冷静な判断ですね。
その上で、「我々は数年で勝負しようと思っていない。私は67歳だが10年頑張れば、あとに続く者が現れるかもしれない」と述べ、長期的な視野で党の拡大を目指していることがわかります。
世代をかけていそがずじっくりとやっていくということですね。
党員募集
9月頃の情報で少し古いですが、百田氏は以下のように言っています。
「今、27万人のフォロワーがいて、実際に9月の終わりから党員募集をする。熱い気持ちを持った人と会うこともあるだろう。“コイツは俺よりはるかに凄い”と思う人が現れるはず」
党員募集を通じて未来に新たな力を得ることを期待しています。
ここにも慌てずにじっくりと人材をみつけていくという考えが読み取れます。
候補者選定
百田氏は、むやみに人を増やそうとは思っていないようです。
「我々の党に入っても選挙で得はしない。日本保守党から立候補したら苦しい道になるかもしれないけれど、それでも良いなら入ってもらいたい。仮に勢いが出て、“あそこの党なら選挙に通るんちゃうか?”という姿勢で来る人はノーだ」と述べ、選挙での成功だけを目指す候補者ではなく、日本保守党の理念に共感する候補者を求めています。
以上を見ると、長期戦略を立て、選挙に勝つだけの候補者選びはしないという明確な意志がみられますね。
まとめ
以上、日本保守党の党員は他党と比べて多い?党員が増えた理由や今後の戦略についてみてきました。
日本に新しい風がふいていることはたしかです。
自民党政権に不満を持つ人が増えていく中で、自民党岩盤支持層までが離れている状況だそうです。
こんななかで、日本保守党は期待を持たれているんですね。
引き続き見守っていきたいと思います。