中距離陸上界のホープといわれる澤田結弥選手は、静岡県浜松市の細江中学校を卒業後、浜松市立高校に進学しました。
高校時代には陸上競技で数々の成績を収め、その実力を認められ、アメリカのルイジアナ州立大学(LSU)に進学することが決定しました。
この記事では、澤田選手の出身中学や高校でのエピソード、陸上競技での輝かしい成績、そしてLSUへの進学を決意した背景や今後の目標について詳しく紹介します。
澤田選手のこれまでの歩みと今後の展望に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。
澤田結弥選手の学歴
澤田結弥選手の出身中学は?
澤田結弥選手の中学は
澤田結弥選手の中学校は、浜松市立細江中学校です。
陸上部は絶対的な強さではないものの、年によっては全国レベルの選手も輩出しています。
駅伝に特に力を入れており、最近では男子は2021年に、女子は2020年と2022年に静岡県中学駅伝で優勝しています。
澤田結弥選手は中学では陸上部ではなく女子バスケットボール部に所属していました。
小学校時代からバスケットボールをしていた澤田選手は当時から足が速く、中学1年生のときから駅伝大会に出場しています。
中学2年生時の西部地区駅伝と県中学駅伝では、仙台育英高校で活躍した杉森心音選手と5区で直接対決し、いずれも区間2位という結果を残しました。
バスケットボール部を引退した後、中学3年生秋の県大会で1500メートルに出場し、見事優勝。さらに、全国中学生大会女子1500メートルでは4分27秒68のタイムで5位入賞を果たしています。
この経験から陸上に可能性を感じ、高校に進学後は陸上部に所属しました。
澤田結弥選手の高校は、浜松市立高校に進学されています。
澤田結弥選手の高校は?
澤田結弥選手の高校は浜松市立高校です。
高校時代には陸上競技で優れた成績を収め、特に1500m走での活躍が目立ちました。
高校卒業後は、アメリカのルイジアナ州立大学(LSU)への進学を決め、国際的な舞台でのさらなる成長を目指しています。
高校ではバスケットボール部にも所属しており、その後は陸上競技にも力を入れ、静岡県大会では優勝、全国大会でも5位入賞を果たしました。
ルイジアナ州立大学では、語学試験を経て正式に入学が確定する予定で、NCAAの大会での活躍を目標としています。
澤田結弥選手の大学や進路は?
澤田結弥選手の大学や進路について。
澤田結弥選手は、浜松市立高校に在籍していた際に、陸上競技で優れた成績を収めました。
この度、第9期認定アスリートとして、アメリカのルイジアナ州立大学(LSU)へ進学する意向を固めました。
ルイジアナ州立大学は、優れたアスリートの育成で知られており、澤田選手もここでさらに競技力を高めることを目指しています。
澤田選手がLSUを選んだきっかけは、U20世界選手権女子1500mに出場した際に、同大学のコーチからスカウトされたことです。
また、北口榛花選手の国際的な活躍や、そのコーチとの絆に感銘を受け、アメリカでの陸上競技の挑戦を決意しました。
高校の顧問の先生からも、アメリカ留学は多くのことを学び、人として成長する絶好の機会であると背中を押され、進学を決めました。
LSUでは、まず語学と専攻科目の学習に力を入れ、陸上競技ではNCAA(全米大学協会)の大会での活躍を目指しています。
特に中長距離の強い選手たちと競い合い、1500mでのスピードを向上させることに意欲を燃やしています。
また、日本では経験できないインドアレースやクロスカントリーにも挑戦し、海外の選手と互角に戦う力を養う予定です。
将来的には、1500mでのスピードを磨き、日本選手権で上位入賞を果たし、世界選手権やオリンピックといった国際大会に出場して活躍することを目標としています。
澤田選手は、田中希実選手のように中長距離種目で日本人としての壁を打ち破ることを目指し、強い選手たちに囲まれながら自分を磨き、国際的な舞台でも負けない強さを身につけることを志しています。
さらに、陸上競技だけでなく、語学スキルも身につけ、将来的には国際的な仕事にも従事できるように、人間的な成長も目指しています。
澤田結弥選手の今後の活躍が大いに期待されますね。
澤田結弥選手の陸上成績は?
高校1年生(2021年)
8月
- 全国高校総体陸上(インターハイ)女子3000mで11位
12月
- 全国女子高校駅伝の2区を担当し、区間5位
高校2年生(2022年)
個人種目
- 静岡県高校総体インターハイ
- 女子1500m決勝: 4分16秒90で優勝(県高校新・大会新)
- 女子3000m決勝: 9分13秒12で優勝(大会新)
- 東海高校総体インターハイ
- 女子1500m決勝: 4分20秒17で優勝(大会新)
- 女子3000m決勝: 9分12秒32で優勝
- 日本陸上選手権
- 女子1500m決勝: 4分18秒38で10位
- U20世界陸上選手権
- 女子1500m決勝: 4分12秒87で6位(U20日本歴代2位、U18日本歴代2位、高校歴代2位、自己ベスト更新)
- とちぎ国体
- 女子少年A3000m決勝: 9分14秒70で2位
- 世界クロカンU20代表選考会
- 女子5000m: 15分56秒55で3位
澤田選手は高2で一気にブレイクし、初の世界舞台で自己ベストを更新するなどの記録を達成しました。12月のクロカンでも堂々の3位に入りました。今後、澤田選手が日本代表の座を得られるか注目です。
駅伝
- 静岡県高校駅伝
- 1区(6.0km): 20分40秒で区間4位(浜松市立は準優勝)
- 東海高校駅伝
- 1区(6.0km): 20分13秒で区間賞(浜松市立は3位)
浜松市立は2021年に続いて連覇を狙いましたが、澤田結弥選手が1区で脱水症状に陥り転倒。全国高校駅伝への出場は叶いませんでした。春先からの連戦で疲労が溜まっていたと見られ、澤田選手の状態を心配する声もありました。
第9期ダイヤモンドアスリート認定
高校3年生
4月29-30日 静岡県西部高校選手権
- 女子1500m: 優勝、記録4分20秒44
- 女子3000m: 優勝、記録9分25秒12
5月19-21日 静岡県高校総体
- 女子1500m: 優勝、記録4分25秒52
- 女子3000m: 優勝、記録9分32秒42
6月1-4日 日本選手権
- 女子1500m予選: 組6位、記録4分17秒96で決勝進出
- 女子1500m決勝: 10位、記録4分22秒82
6月16日 東海高校総体
- 女子1500m: 2位
8月2日 全国高校総体(インターハイ)
- 女子1500m: 欠場
2023年10月 アスレチックチャレンジカップ
- 女子1500m: 6位、記録4分30秒45
2023年10月13日 鹿児島国体
- 少年女子3000m: 9位、記録9分17秒64
11月10日 ルイジアナ州立大進学発表
- ルイジアナ州立大学陸上部も歓迎ムード。留学は2024年夏から。経緯はNumber(WEB版)で詳しく紹介。
静岡県高校駅伝
- 静岡県高校駅伝 大会新記録 澤田結弥 選手は5区
12月2日 しずおか市町対抗駅伝
- 浜松市北部チームで参加、1区担当、区間1位(出展:SBSnews6公式)
12月6日 ダイヤモンドアスリート第10期認定
12月24日 全国高校駅伝
- 1区担当、結果区間18位
2024年1月 全国都道府県対抗女子駅伝
- 静岡県6区担当、区間5位、静岡県は歴代最高位17位
2024年3月30日 世界クロスカントリー選手権
- シニア男女混合8㎞に出場。4番手アンカーで、髙田尚暉選手から6位でリストバンドを受け、23分18秒で7位ゴール
2024年3月6日 ルイジアナ州立大進学のための語学試験合格
澤田結弥選手は、高校総体や日本選手権での活躍を経て、2024年夏からルイジアナ州立大学へ進学予定。今後の成長がますます楽しみです。
澤田結弥選手の身長、体重などプロフィールは?
澤田結弥選手の身長は160cmです。
体重については情報が見つかりませんでした。
名前:澤田結弥(読み方:さわだゆや)
生年月日:2006年3月1日
出身地:静岡県浜松市北区
まとめ
記事をいかのようにまとめました。
澤田結弥選手の学歴
澤田結弥選手の出身中学は浜松市立細江中学校で、高校は浜松市立高校に進学しました。中学時代は女子バスケットボール部に所属していましたが、陸上競技にも取り組み、高校進学後は陸上部に所属しました。高校卒業後、アメリカのルイジアナ州立大学(LSU)への進学を決めています。
澤田結弥選手の陸上成績は?
高校1年生では、全国高校総体陸上女子3000mで11位、全国女子高校駅伝の2区で区間5位の成績を収めました。高校2年生では、インターハイ静岡県大会で女子1500mと3000mに出場し、東海高校総体では両種目で優勝しました。第106回日本選手権女子1500mでは予選2位、決勝10位となり、U20世界選手権女子1500mでは決勝6位に入賞しました。さらに、栃木国体で2位、静岡県高校駅伝で1区区間4位となり、ダイヤモンドアスリートに認定されました。全国都道府県対抗女子駅伝にも静岡県代表として出場しました。