植えてはいけないとされているのはネコヤナギではなく、(しだれ)柳のことです
猫柳は、枝が上に伸びるため『努力が結ばれる』という花言葉があるんです。
また、花が芽吹くことから、縁起がいい樹木とされているんですね。
丈夫で育てやすく、低木樹木だから園芸植物として人気なんですよ。
柳は庭に植えてはいけないの?風水的にはどうなのか?
実は、庭に植えるのはしだれ柳の方があまり良くないと言われています。
猫柳は枝が上向きに伸びるため、「努力が実を結ぶ」という花言葉があり、縁起の良い木とされています。
芽吹く花が縁起が良いとされるだけでなく、丈夫で育てやすく、低木樹木であるため園芸植物としても人気があります。
一般的に、柳の木は縁起が悪い植物とされています。このため、同じヤナギ科のネコヤナギも庭に植えるのは良くないと言われることがあります。
柳が縁起が悪いとされる理由は、霊や死に関連した迷信や風水的な理由が主な原因です。
特に、しだれ柳はその特徴や使われ方から、庭に植えるのは避けた方が良いとされています。
しかし、ネコヤナギはしだれ柳とは異なります。ネコヤナギの枝は上に向かって伸び、「努力が報われる」という花言葉があるほどです。
また、ネコヤナギは園芸植物として非常に人気があり、耐寒性や耐暑性に優れ、丈夫で育てやすい特徴があります。
さらに、低木なので家庭の庭にも適しており、ゴールデンネコヤナギやクロヤナギ、ピンクネコヤナギ、四万十ネコヤナギなど、さまざまな品種が存在します。
春先にはふわふわした花穂がたくさん付き、春の訪れを告げるネコヤナギ。寒気の中で朝日に照らされるその姿は美しく、一般的な柳の悪いイメージとは異なります。つまり、ネコヤナギは庭に植えるのに適した植物と言えるでしょう。
柳の木が縁起が悪いとされる理由
やはり、柳の木がなぜ縁起が悪いとされるのか気になりますよね。
柳には「死」や「不幸」などのマイナスイメージが付きまとっています。
死者が成仏した証
柳の木は根付きやすいことから、お墓の後ろに立てる塔婆(細長い木の板)に柳の枝が使われることがありました。
これは、枝が根付くことで亡くなった人が成仏したと見なされたためです。
柳はあの世とこの世の境目
柳の下に幽霊が立っている絵を見たことがあるかもしれません。
柳と幽霊のイメージは強く結びついており、柳の木があの世とこの世の境界線を表すとされています。
これにより、柳の木が幽霊や死と関連付けられることが多いのです。
風水的に凶木とされる
特にしだれ柳は風水的に凶木とされる場合があります。
風水における柳の木の位置づけについては、次のセクションで詳しく説明します。
柳の風水的な見方
柳の木、特に枝が垂れ下がるしだれ柳は、運気を下げるとされるため庭に植えるのは避けた方が良いとされています。
しかし、植える方角によっては良い効果をもたらすこともあります。
例えば、東の方角に柳を植えると鬼門の力を封じると言われています。
この場合、さらに西に桑の木、南に梅の木、北にあんずの木を植えることで家相が良くなるとされています。
柳の本数には特に決まりはなく、一本でも複数でも問題ありません。
猫柳の風水
同じヤナギ科の植物ですが、ネコヤナギは縁起が良い植物とされています。
風水を気にする場合、植える方角によって品種を選ぶと良いでしょう。
ネコヤナギ(銀白色)・四万十ネコヤナギ(銀白色)
– 北西:出世運
ピンクネコヤナギ(ピンク)
– 北:家族運・愛情運・子宝
– 東:仕事運・健康運
– 南東:恋愛運
– 西:金運
ゴールデンネコヤナギ(金色)
– 南:美容運
– 北西:出世運
クロネコヤナギ(黒)
– 南西:家庭運
まとめ
しだれ柳と違い、ネコヤナギは枝が上に伸びるため、「努力が報われる」という花言葉があります。
同じヤナギ科でも、柳(しだれ柳)とはイメージや意味が大きく異なります。開花時期には満開の花穂が庭を彩り、とても美しいですよ。