大河ドラマ「光る君へ」について興味を持っている方々、京都を中心にしたそのロケ地を訪れてみたいと思いませんか?
そんなわけで、今回は「光る君へ」という大河ドラマの撮影地が主に京都であるかどうか、また目撃された情報があるかどうかを調査していきます。
「光る君へ」最初のロケ地 平安神宮
ドラマ「光る君へ」の撮影が行われた最初の場所は、平安神宮でした。この神聖な場所は、ドラマのクランクインシーンに使用され、紫式部を演じる吉高由里子さんと藤原道長を演じる柄本佑さんがここで撮影されました。
平安神宮は、京都の人々に深く尊敬される社で、1895年4月1日に平安遷都1100周年を記念して建立されました。朱色の社殿は平安京の華やかさを今に伝え、第50代桓武天皇を祀っています。
この場所で、主に紫式部(吉高由里子演じるまひろ)が内裏での神事直前に舞うシーンや、柄本佑演じる藤原道長の登場シーンが撮影されました。内裏とは、天皇の居住する宮殿のことです。
撮影は京都で1日のみ行われ、吉高由里子さんはこの地の居心地の良さから、1ヶ月間滞在したいと感じたそうです。平安時代を身近に感じることができる平安神宮は、ドラマのファンにとって聖地巡礼の始まりとしてふさわしい場所です。
【アクセス情報】
- 住所: 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
- 営業時間: 8:30~17:30
- 定休日はなく、東山(京都府)駅から徒歩約10分の距離にあります。
「光る君へ」五節の舞 歴史公園えさし藤原の郷
「歴史公園えさし藤原の郷」は岩手県奥州市に位置し、平安時代をテーマにした歴史的なテーマパークとして知られています。
ここでは、訪れる人々が着付けや弓矢の体験を楽しめるほか、食事をすることもできる観光地です。
奥州藤原氏の豊かな歴史と文化を紹介しており、以前は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影地としても使用されました。
この場所では、吉高由里子演じる紫式部(まひろ)が「五節の舞」に参加するシーンの撮影が行われました。「五節の舞」は、女性だけが演じる雅楽の舞であり、大歌に合わせて舞姫が舞う伝統的な踊りです。
奥州市は、2023年6月にここで「光る君へ」のロケが行われたことを受けて、2024年に「平安ムーブメント」というプロジェクトを立ち上げました。これには、紫式部の衣装体験や市内の図書館での企画展などが含まれます。期間限定で、平安貴族女性の正装「十二単」を体験することができます。
【アクセス情報】
- 住所: 岩手県奥洲市江刺岩谷堂小名丸86-1
- 営業時間: 9:00~17:00
- 料金: 大人1,000円、高校生800円、小中学生500円
- 定休日はありません。
- 水沢江刺駅から車で約15分の場所にあります。
「光る君へ」打毬シーン 栃木県下都賀郡壬生町
ここで行われたのは、平安時代の貴族たちが馬上で楽しんだ球技、打毬(だきゅう)のシーンです。
打毬は、今でいうポロに似たスポーツで、藤原道長が他の上級貴族と共にこのゲームを楽しむ姿が描かれました。「光る君へ」の公式アカウントによると、このシーンの撮影は8月に行われました。
打毬は、白組と赤組に分かれて競う団体スポーツで、乗馬しながら地上のボールを網の付いた棒で拾い、ゴールに入れるというものです。
馬を操りつつ、ボールをコントロールするのは難しい競技です。
また、壬生町は「嘉陽が丘ふれあい広場」があることでも知られており、これは大河ドラマ『麒麟がくる』のロケ地としても使用されました。
アクセス情報としては、国谷駅西口から徒歩約43分、壬生駅出口からは徒歩約50分の距離にあります。
「光る君へ」紫式部と藤原道長の出会いの場 鬼怒川河川敷
「光る君へ」における重要なロケ地の一つに、栃木県小山市にある鬼怒川河川敷が挙げられます。
この場所は、ドラマ内で紫式部(まひろ)と藤原道長(三郎)が初めて出会うシーンの背景として選ばれました。
この出会いは、『源氏物語』に登場する光源氏と若紫(紫の上)の出会いを思わせる、物語性の高い瞬間として描かれています。
このシーンの構成には、脚本家の大石静さんが特別な意識を向けていたことが伝えられています。
この鬼怒川河川敷は、その自然に恵まれた景観がドラマのこのような重要なシーンを引き立てるのに理想的な場所でした。
また、脚本家の言葉からは、紫式部の経験が後に彼女が創作した『源氏物語』にどのように影響を与えたのか、という仮説を想起させるような内容が含まれていることがうかがえます。
「光る君へ」目撃情報?茨城県常陸太田市の橋
茨城県常陸太田市に位置する橋が、「光る君へ」の撮影地として選ばれたことが注目を集めました。
この橋は、主演の吉高由里子さんが目撃されたといわれています。
撮影に使用された可能性があるのは、久慈川支流に架かる山田川の地獄橋と、常陸太田市落合町にある新落合橋の2つです。
これらの橋は木製の古風な構造が特徴で、そのため時代劇や大河ドラマの撮影にしばしば選ばれます。特に地獄橋は、名前から連想されるような迫力のある景観です。
これらの橋のどちらかが、「光る君へ」で使用されたかは明らかにされていませんが、茨城県の豊かな自然を背景にした撮影が行われたことで、ドラマの魅力が一層引き立てられたことは間違いありません。
まとめ
大河ドラマ「光る君へ」に関連する撮影地とその目撃情報についてご紹介しました。
撮影は京都府を始め、岩手県や栃木県など、多岐にわたる場所で行われています。
目下、具体的な目撃報告は寄せられていませんが、今後様々な情報が浮上することが期待されます。
これを機に、各地の撮影地を巡るのも一つの楽しみ方です。ご
興味のある方は、是非この機会に撮影地巡りをお楽しみください。