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マッシュルはハリーポッターのパクリなのか それともオマージュ?

-6サブカルチャー

マッシュルはとてもおもしろいアニメですね。2024年春アニメでは第2期が放映されています。

しかし、ネットでは、マッシュルはハリーポッターのパクリではないかと行っている人たちが一定数います。

私などはむしろ「あ、ここハリーポッターだよね!」と言いながら見ることを楽しみに見ているし、また作者もそれをねらってつくっていることがありありと感じられます。

なのでまったくパクリだとは思わないのですが、人それぞれ感じ方は色々ありますね。

結論から言うと、マッシュルはハリーポッターのパクリではないと思います。

パクリではなくオリジナルに敬意を持った「オマージュ」であると思います。

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主人公の設定について類似点と相違点

マッシュルとハリーポッターの主人公は、いずれも魔法学校に入学します。マッシュルはイートン魔法学園、ハリーポッターはホグワーツ魔法魔術学校ですね。そこで様々な経験を積んでいく様子がお話のおもしろさになっていきます。

ハリーポッターの宿敵は言わずとしれたヴォルデモート。

マッシュルの戦う相手はランス、ドットといったように後に仲間になっていくのが特徴的ですね。

 

さらに、主人公の周りには個性豊かな仲間たちが登場します。

出典:Twitter

ハリーポッターにはロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーといった仲間たちがおり、彼らとの友情は物語の中で重要な役割を果たしていきます。

マッシュルにはランス、フィン、ドット、レモンといった仲間たちがマッシュルを支えます。

ランスにはクールな強さの裏のシスコン、

フィンにはは魔法の才能がなく臆病だけどここぞというときに仲間を守る勇気

ドットは見境なく暴れるが繊細

レモンはマッシュルの未来の嫁(と本人が思っている)

といったキャラクターが与えられています。

これらの設定は、ハリーポッターには出てきませhん。

 

ストーリー展開についての似ている点と相違点

マッシュルとハリーポッターのストーリー展開は、主人公が様々な困難に立ち向かうという共通点を持っています。

しかし、マッシュルは並外れた筋肉で、ハリーポッターは魔法で敵と戦うという点が大きくちがいます。

入学してから総統な期間、マッシュルは魔法が使えないということを周囲に気づかれないまま強敵を倒し続けてきたという点は、マッシュルというお話の独特な面白さを感じますね。

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作品のテーマについての類似点と相違点

ハリーポッターのテーマは、運命と愛と言えるでしょう。

ヴォルデモートとの宿命的な戦いに挑むハリーポッターの物語は、両親や仲間、自分が暮らしている社会への愛の力によって運命を変えることができるというメッセージを伝えています。

マッシュルのテーマは、努力と友情である。まさにジャンプマンガ。

魔法が使えないというハンデを乗り越え、筋肉一本で、仲間たちと協力しながら困難な相手や仕組みに立ち向かっていくうマッシュルの姿が描かれています。

 

世界観についての類似点と相違点

マッシュルとハリーポッターの世界観は、大きく異なります。

ハリーポッターは、イギリス寄宿学校を舞台としたリアルな雰囲気と重厚な世界観なのに対し、マッシュルは、現代的な雰囲気とコミカルな要素が特徴的な世界観です。

筋トレのメニューをこなしたり、プロテインを飲んだり、シュークリームを食べたりといった普通の生活が営まれています。

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パクリとオマージュの違いは?

パクリとオマージュ
どうちがう?

作品のなかには、ほかの既存作品からヒントを受け、それを下敷きにしたものがたくさんあります。

これらはときにパクリと呼ばれオマージュと呼ばれます。どう違うのでしょうか?

「パクリ」はもっぱら他の既存作品を無断で真似るというということをさします。

オリジナルへの敬意を払わずに、独自の創作物や成果としてこれを発表するといったことが行われがちですよね。

パクリには独自性や創造性があまりなく、著作権にふれるものも多くあります。

 

これに対して「オマージュ」は、さきのパクリとは根本から異なるります。

オマージュは影響を与えたオリジナルへのリスペクトが根底にあるんです。

もとになった作品から着想をえながらも、新たな視点やアイディア、アレンジを加えることで、まったく異なるオリジナリティあふれる創作へとつくりあげていくんですよね。

オマージュはあくまで先人たちの作品に敬意を表しながら、そこから一線を画す新たな物語世界を築いていくものです。

 

この点からマッシュルを見ると、マッシュルはだれがみても「これ、ハリーポッターだよね」と思うようなつくりになっています。作者も当然読者がそのように思ってくれることを期待しています。

その上で、私流のハリーポッッターはこうなると、という作品になっています。

ここにハリーポッターへの敬意を感じるところです。

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まとめ マッシュルはハリーポッターのパクリではなくオマージュ

以上の点から、マッシュルはハリーポッターのパクリと言うよりオマージュだと行ったほうがいいですね。

マッシュルにはハリーポッターをリスペクトしながら、そこから独自の世界をつくりだしています。

つまりハリーポッターのように魔法万能の世界ではなく、筋力で魔法優位の社会を打ち砕いていくという世界観ですね。

マッシュルは、驚異的な肉体能力をもっていて、まるで筋肉の塊のようなです。物理的な力のみで魔法使いの強者と戦うという点で、ハリーポッターとは一線を画していますね。

また、圧倒的な筋力を駆使したバトルが、「ありえねー」という笑いを誘う展開となっています。

パクリというのではなく、ハリーポッターという偉大な作品をリスペクトした上で、そこから新たなお話の要素をつくりだす「ファンアート」のような作品なのかもしれませんね。

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