「おばさん風の文体」がSNSやメッセージアプリで注目されていますが、その主な要素は何でしょうか?どのような文章例が該当するでしょうか?
おばさん構文とは
特にSNSやLINEで見られる、昭和的な表現や派手な装飾が含まれた文体を指す言葉です。
若い世代には読みにくく、スムーズでないと評価されがちです。
その文体の主な特徴として
主に中高年の女性が使うとされるこの「おばさん風の文体」にはいくつか特徴があります。
- 昭和なニュアンスのある語尾
- 小文字が頻繁に登場
- 文章が不必要に長い
- 絵文字が多くて、しかも連続して出てくる
- 過度な心配やアドバイスが含まれる
- 感嘆符や読点などの記号を多く用いる
- 古い表現や言葉遣い
- 自分自身の感情や見解を強く出す
おばさん構文特徴1:昭和なニュアンスのある語尾
「~わよ」「~ねぇ」「なのよ」等、特定の語尾が使われることで昭和の風格が感じられます。
これが一つ目の特徴とされています。
おばさん構文特徴2:小文字が頻繁に登場
「こんにちはぁ」「そうなんだよぉ」など、いわゆる小文字が多用されます。これは、かつてのガラケーの影響かもしれません。
おばさん構文特徴3:不必要に長い文章
若者が短文で済ませる一方で、このスタイルでは文章がとても長くなることが多いです。多くの場合、それはガラケーのメール文化に由来する傾向です。
おばさん構文特徴4:絵文字が多く、連続して出てくる
ハートやスター、涙を流す笑顔など、絵文字がたくさん使われるのもこの文体の一つです。特に同じ絵文字を連続で使う場合、それが「おばさん風」と見なされがちです。
おばさん構文特徴5:過度な心配やアドバイスが含まれる
「ご飯食べた?」「風邪を引かないように!」など、相手への過度な配慮が含まれます。これが世代間のギャップを生む一因ともなっています。
おばさん構文の使い方
おばさん構文は悪いものというわけではないです。
おばさんらしい温かみや優れた気配りが表れる場合もあり、相手にその気持ちが伝わることもあるでしょう。
なので、おばさん構文を楽しむというのもいいと思います。
おばさん構文をうまく用いるには、以下のポイントに注意すると良いです。
- 「~だわ」「~よん」「かしら」などの語尾を採用する
- 小文字を頻繁に使用する
- テキストを多くの文章で構成する
- 豊富に絵文字を挿入する
- たくさんの世話焼きの言葉を織り交ぜる
- 「あら」「でもね」「最高だわ」といった感嘆詞やフレーズを盛り込む
ただし、相手の年齢や関係性に応じては、おばさん構文が受け入れられない場合も存在するので、慎重になる必要があります。
おばさん構文の実例
今日、昔の友人とランチ🍲を楽しんできましたよ~😊😊😊 お店も流行りの場所で、料理の選択も多かったわ! だけど、やはり私、カレーがお気に入りなのよね~🍛🍛🍛 カレーは健康にもいいし、元気が湧くし、何より美味しいから、最高だわ!
うっとおしい、今日は雨が降っているわね~🌧️🌧️🌧️ 雨の日は好きじゃないけど、仕方がないわね。雨の日は家でのんびりと過ごすのが一番よ! テレビ鑑賞、読書、お菓子を味わうなど…📺📖🍪 過ごし方はいろいろとあるわ!
こんにちは、今日はどうだったかしら?😉😉😉 今日、私は仕事で忙しくて大忙しだったわ~😫😫😫 だけど、一生懸命頑張ったから、帰りにケーキを購入したのよ~🍰🍰🍰 ケーキは甘くておいしいし、心が和むわね、最高だわ!
まとめ おばさん構文とは?例文は?LINEやTwitterで注目
「おばさん構文」は、オンライン上でよく話される独特のテキストスタイルです。
この「おばさん構文」は、一定の文型や語彙で特色があるものです。主に年配の女性がこのスタイルを使っており、若者とは異なる独自の特性があります。
「おばさん構文」は、中高年の女性が多用する言葉や書き方を体現するもので、そのスタイルは以前のコミュニケーション形態から影響を受けている可能性が高いです。この書き方が、若い世代とのコミュニケーションで世代間の隔たりを生むことがあると指摘されています。