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「クロンボ」発言で。放送禁止用語だと知らない人も

2021年5月5日に、八村阿蓮さんのツイートが話題になりました。このことで追記しています。

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2019年2月7日早朝のこと、オールナイト0での謝罪を巡って、一時「なんの謝罪?」と話題になりました。

パーソナリティが「くろんぼ」と発言したらしいんですね。

この方は、発言の後「あ・・」というような間があったようで、これが放送禁止用語であり、黒人差別を助長する言葉とは知っていてつい口から出ちゃった、という状況だったみたいです。

ところが聞いていた人が2つに分かれていました。

クロンボが放送禁止用語であるらしいことを知っている人と知らない人です。

クロンボはなぜ放送禁止用語なのか

実際そのリストを目にすることはないので一概には言えないのですが、テレビやラジオなどで謝罪すらことを持って、「ははあ、これは放送禁止用語なんだ」と判断するわけです。

一般的には黒人や肌の黒い人を呼ぶ言葉とされていますが、差別的に使われていた経緯から、オープンな場では忌避されているようです。

しかし、クロンボという名前の店はたくさんあり、クロンボが差別用語だという認識はあまり、共有されているとは言えないと思います。

クロンボを、知らない人が増えている

しかし、クロンボという言葉が差別につながる言葉だとは知らない人が増えていることに時代の流れを感じました。

Twitter上では多くの人が、「クロンボって、差別用語なんだ」「放送禁止用語なんだ」とツイートしていたんです。

Yahoo!知恵袋を見ると、すでに2012年に「クロンボってどういう意味ですか?」という質問があります。

言葉の意味自体を知らないから、使ってしまう人もいるんですね。

Twitterには、「クロンボ」それ自体をニックネームにしている人もいます。

また、「くろんぼ」「クロンボ」という名前の店の、写真もいくつも上がっています。

「クロンボ」が、差別を助長する言葉だと知っていたらニックネームや店名には使わなかったかもしれませんね。

ですから、「使ったから悪い」というようにすぐにイチかゼロかで避難や謝罪するのではなく、1つ1つのことをチャンスと捉えて、なぜいけないのかを学ぶ機会にすることが大切だと思いますね。

八村阿蓮さんへの差別発言

2021年5月5日に、こんなツイートが流れました。

これを読んで驚きました。

知らないどころか、差別発言だと知っててわざと使う人がいるんです。

それを受けてこんなついーとも。

初めて聞いた方が、発言を酷いと感じてくれてよかったなと思いますね。

まとめ

昔とは違って、今は良くない言葉だから使わないようにしようということで放送禁止用語にし、それを啓発しているわけですが、ただ、何が悪かったのかを言わずに謝罪するだけでは啓発にはなりませんよね。

「知ってて使ったんなら悪いけど、知らなかったんだからいいじゃん」というようなことにならないためにも、こういうことが話題になるのは良いことだと思います。

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