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すい臓がん 超早期発見の方法とは?エコーで生存率の低いがんを克服!ガッテン!

すい臓がんは、かなり進行してから見つかるガンで、5年で90%以上の人が命を落とすと言われています。

膵臓の前には空気をたくさん含む胃が前にあります。

エコー検査は、空気でいっぱいの胃が前にあっては膵臓の癌を見つけることが難しいという欠点があるんですよね。

ところが、ある方法でその常識を覆しました。

エコー検査は、すい臓がんのサインを手軽に早期に見つけることができることがわかったんです。

この記事では、2018年10月17日に放映された「ガッテン」をもとに、そんな見つけにくいすい臓がんの早期発見方法を解説。併せてその予防や初期症状,すい臓がんになった有名人などについて説明します。

すい臓がんの初期症状

すい臓がんには,これといった症状がなく、漠然とした感じで受診するので、見つかるのが遅く,見つかったときにはすでに手遅れということが多いんです。

あえていうと,

  • 食欲がない
  • 体重が減った
  • 胃の辺りや背中がなんとなく重苦しい(みぞおちのあたり)
  • 背中の痛み肩甲骨の下から上のあたりの痛み
  • 油が浮いたような下痢(すい液が出にくくなるため)

そんな漠然とした症状です。

見つからずに進行すると、背中の痛みが増してきます。

お腹の中にある膵臓の神経にすい臓がんが広がってくることから起こります。

食欲不振も、十二指腸や腸管にがんが広がってくることによって起こります。

食事をしても十分に栄養をとることができずに、栄養不良の状態になり、痩せてから上、食欲自体も減ってきます。

糖尿病がある人は、血糖のコントロールができにくくなっていきます。

すい臓がんと一緒に見られる症状として黄疸があります。

しかし、これは膵臓の部位によって現れないこともあります。

黄疸が出なくてもすい臓がんになっていることがあるのです。

これだけ見ても,すい臓がんはやはりわかりにくい,見つかりにくい癌なんですね。

すい臓がん早期発見の方法

そんな生存率の低いすい臓がんですが、早期発見さえできれば、手術などでがんを取り除くこともできるといいます。

ためしてガッテン

2015年に放送された「ためしてガッテン」で、次のような早期発見法が放送されました。

番組では、あることに気づけば早期発見中の可能性があると言うのです。

出演したのは89歳のおばあさん。

その方は、血糖値の異変に気付いて受診し、早期発見に成功したんですね。

その後10年以上たっても元気でおられるとのことです。

その変化というのは、血糖値が理由もないのに急上昇するというものです。

血糖値の上昇は、暴飲暴食や糖尿病などによって引き起こされることが多いのですが、その心当たりもなにもないのに血糖値が急上昇する。

これがすい臓がんの可能性を示すサインだというんですね。

このサインを気付いたら、すぐにすい臓がんを疑って受診してください。

早期発見の可能性が高まり、取り除くことができるかもしれませんよ。

また、次のやつな記事もあります。

https://manabow.club/cofee-suizougan/

尾道で、町をあげてのエコー検査で、すい臓がんの超早期発見プロジェクト

ところが、その後の研究で、エコーを使うことで早期発見につながる事例が続々出てきました。

エコー自体はすい臓がんを見つけることはできないというのは変わりません。

しかし、一番普及し、検査の価格も安いエコーで、そのサインを見つけられることがわかってきました。

主すい管がふとい

上の図、右の太い二重線がしゅすいかん。

右のように太くなっている人にがんの発生が多いことがわかりました。

すいのうほうがある。

上の図では、黒い部分がすいのうろうと呼ばれるもの。

これがある人がすい臓がんになる人が多い。

エコー画像に現れた特徴ととすい臓がんの発症との相関関係を一つ一つ7年間かけて確かめていって、上の二つのサイン発見しました。

そして、尾道では市をあげてエコー検査の導入によって上のサインを早期発見に使う取り組みを行い、大きな成果をあげたのでした。

これはものすごいことですね。

もちろん、CTやMRIでもこのサインを見つけることはできますが、町の医者でも持っている80%を変えるような普及率で、価格も安い亜エコーでそれがわかるというのが、大きな価値なんですね。

町の医者で、すい臓がんのサインを早期発見し、大きな病院で精密検査をする。

真入り口になりうるエコー検査。

番組では、全国内科医さんに、「すい臓にエコーを」と野良メッセージを送っていました。

すい臓がんの予防

これまで述べてきたことから言えば、危険因子を出来るだけなくすこと。

糖尿病にならないこと。生活習慣の見直しは必須ですね。

それから喫煙は危険因子であるとはっきりしているので、すい臓がんになりたくなければやめるべきです。

生きながらえるか、すい臓がんになっても構わないから吸うと考えるかどちらかでしょう。

すい臓がんになった芸能人、有名人

芸能人にも、すい臓がんを患った方がいます。

星野仙一

  • 星野仙一
  • 九重親方 元横綱千代の富士
  • スティーブ・ジョブス

近頃相次いで亡くなったこれらの有名人は,みなすい臓がんを患っていたのですね。

この方々が,超早期発見法で血糖値の上昇に気づいていたら,助かったのかもしれませんね。

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